自主防犯活動事例
石川県 |
作見校下安全パトロール隊 |
構成員作見地区内の14の地区から選出された住民で構成されている。 結成の経緯平成16年、作見地区は、JR加賀温泉駅や大型スーパーなど人が集まる場所が多く、また地元住民からも小学校に隣接する神社や駅、公園など夜遅くまで中高生がたむろしたり、喫煙なども見られたことから、地域安全と非行防止を目的とした地区住民によるパトロール隊が必要ではないかと有志が集まり発足したのである。 活動の目的○公共施設、盛り場等の巡回 |
活動の内容○毎週金曜日、地区の施設や交番に集合し4班に分かれてのパトロール活動の実施。 【活動に必要な物】 ジャンパー、パトロール用サインライト、青色回転灯装備車 |
活動上の問題点・解消方法
○青パト車も5台と多く活用している為、活動費への対処は問題点である。
◇地区の安全を守る活動である事から、まちづくり推進協議会から補助金を受けている。
◇作見地区は市内でも大型店舗や各種事業所が多い事から、活動への協力を呼び掛け、事業所
が協賛事業所として助成金の支援がある。
◇隊が発行する広報紙に協力事業所名を掲載したり、隊からの支援、協力への感謝文も掲載、地 区関係者や事業所に配布・掲出を依頼している。
○隊員の継続した活動と士気を高める為にも研修会の実施や食事会等も実施している。
関係機関・団体との連携方法
○大聖寺警察署、加賀市防犯協会、交通安全協会が主催する行事やキャンペーンなどへの参加。 ○学校や育友会と連携した登下校時の街頭活動への参加。
○地区の交番である加賀温泉駅前交番をパトロール活動の集合場所とするなど、拠点としている。
○加賀市防犯交通推進隊と連携した青パトを活用した活動の実施。
活動上の配慮事項
○隊員の士気を高める為にも、警察署にてパトロール隊としての委嘱状の交付式を行い隊員一人ひとりが防犯ボランティア団体活動隊員として委嘱を受ける。
○防犯パトロール等活動中のケガなどに対処するべく補償保険に加入してもらうなど配慮をする。
参考
北陸の金融機関(北陸ろうきん)が実施している、「NPO助成金制度」(団体としての活動内容が顕著で継続的に取組んでいるNPO法人やボランティア団体への助成金を交付する制度)を受ける事の出来る団体として認められ、平成19年に、防犯ボランティア団体として助成金の贈呈を受けている。
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