自主防犯活動事例
富山県 |
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天正寺地域安全パトロール隊 |
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構成員町内の老人会(遊友会)会員を中心に構成。 結成の経緯子どもが被害となる痛ましい事件が全国的に増加していることから、地域の子どもたちは自分たちで守る、地域で守る活動をしようと町内の遊友会が中心となり、子どもが犯罪に巻き込まれるのを未然に防ぐボランティア活動としてパトロール隊を結成するに至った。 活動の目的登下校時の通学路や学校周辺のパトロール活動をはじめ事件や事故が起きやすい危険な場所のパトロール活動や点検、不審者の早期発見と警察への早期通報に心がけている。 |
活動の内容小学校の休みを除く毎日、数人ずつ当番を決め、朝は集団登校時間帯に町内から約1.5キロメートルを20分かけ小学校まで同行、下校は低学年の下校時間帯を中心に同行し、パトロール活動を実施している。 【活動に必要な物】 統一した蛍光ベスト、ホイッスル、停止棒 |
活動上の問題点・解消方法
発足当初、お互い遠慮してなかなか声をかけることができなかったが、時間の経過とともに打ち解け、今では「いろんな話が出来、楽しい。」と言う。
関係機関・団体との連携方法
学校安全パトロールのほか、山室交番と連携のもと夜間防犯パトロール活動を通して安全で安心な街づくりに貢献している。
活動上の配慮事項
富山市の中心市街地から東側に位置し、近年、新興住宅地として住民の出入りも激しく、また、市内環状道路に面するなど交通事故の未然防止についても配意していく必要がある。
参考
天正寺地区を管轄する富山中央警察署管内の平成24年中の刑法犯罪の発生件数は1,987件で、前年比39件減少する等、2,000件を始めて下回った。
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