自主防犯活動事例

　静岡県
　

大中里区自主防犯部
～自分たちのまちは、自分たちで守ろう！～

自治会役員、地域安全推進員、民生児童委員など
人数：２１６名

全国的に児童被害の殺人事件などの凶悪事件が続発したことを受け、「安全で安心して暮らせる大中里地区」をつくるため、区内の有志により、平成18年4月に結成した。

「児童の安全」を初め、「大中里区民の安全で安心して暮らせるまちづくり」を目指し、犯罪や事故を未然に防止することを目的としている。

・子どもの登下校時間帯の通学路における、子どもの保護・誘導など子どもの安全確保活動
・月20回の昼間及び月4回の夜間の徒歩による防犯パトロール
・河川や側溝の清掃、ごみ問題への対応等による環境整備活動

【活動に必要な物】

パトロール時に使用する腕章・防犯べスト等

団体結成当初認知度は低かったが、継続的な防犯パトロールを実施し、事業所等への協力依頼を積極的に行い、又、新聞報道や市の広報誌で紹介されたことから、団体の活動が理解されるようになった。

・各種講習会を開催し、富士宮警察署及び西町交番からの情報提供を受けるなど警察との連携を図っている。
・富士宮市が主催する「防犯リーダー研修会」において、団体の活動内容や防犯活動の重要性等のプレゼンテーションを行うなど、市町と連携している。

不審者を見つけても、捕まえようとしないよう注意を呼びかけるとともに、不審者を発見した際のメモのとり方や警察への通報要領などを徹底し、パトロールを実施している。

地区内の住民・ＰＴＡの活動参加を目的に、警察庁から平成20年度の「地域安全安心ステーション」推進事業の選定を受け、団体の防犯活動の一層の活性化を図っている。