自主防犯活動事例
長野県 |
川中島地区ワンワンパトロール隊 |
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構成員川中島地区住民。人数: 49人 結成の経緯平成16年春、地区内で不審者が子どもに声を掛ける事案などが相次いだため、地域住民から自主的にパトロール隊結成の提案があり実現した。 活動の目的地域に防犯意識や監視の目を広げ、安全な町づくりを進める。 |
活動の内容基本的には平素の犬の散歩にあわせて「ワンワンパトロール」と書かれたたすきを掛け、自由に動いてもらっているが、メール等によって犯罪発生状況や不審者の出没、子どもや老人の行方不明事案等の情報を配信し、散歩のコースや時間を設定する際に参考としてもらっている。 【活動に必要な物】 ワンワンパトロールのたすきと愛犬(^o^) |
活動上の問題点・解消方法
夏季には散歩時間が早朝又は日没後になることが多く、この時間帯の防犯効果は高いが、子どもの登下校時間帯にパトロールをする人が少なくなってしまい、子どもを守る意味では効果が薄い。
現在犬を連れていない散歩者等によるウォーキングパトロール隊を立ち上げるとともに、子どもを守る安心の車・家を充実させている。
関係機関・団体との連携方法
ワンワンパトロール隊には防犯協会でたすき等の経費を負担しているほか、効果的にパトロールが実施されるよう、警察署管内で発生した声掛け事案などの不審者情報を、携帯電話やパソコンにメールで即座に発信している。
活動上の配慮事項
継続して活動を行ってもらえるよう、活動に枠を設けていない。
また、自主的防犯活動ということで参加者に正義感の強い人が多いため、何か事案を目撃した際に自ら解決しようとすることが考えられるが、手を揃えての対処をお願いしている。
防犯協会で、パトロール中の怪我等に対する保険制度の導入を検討しているが、掛金が高く、導入には至っていない。
参考
川中島地区での発足後更北地区にも広がりを見せ(約30人)、平成17年7月には篠ノ井地区でもワンワンパトロール隊が結成された(約50人)。
同年10月には川中島地区でウォーキングパトロール隊(36人1団体)も発足し、「自分たちの町は自分で守る」という意識が浸透してきている。
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