自主防犯活動事例
神奈川県 |
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長後地区防犯協会 |
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構成員防犯協会員 結成の経緯長後地区内の刑法犯認知件数は年々増加し、平成15年には758件と過去最悪を記録しました。このような状態に歯止めをかけるため、平成15年10月に「地域安全活動協力員」、平成16年7月に「ちょうご防犯パトロール隊」、平成17年7月に「安全・安心ひろめ班」及び「子ども安全5分間見守り運動」、平成18年2月に「学校安全ネットワーク」をそれぞれ発足させて、昼夜にわたる隙間ない防犯パトロール体制と地域ぐるみで子どもの安全見守り体制を構築しています。 活動の目的長後地区内の防犯活動組織の連携と自主防犯活動の活性化を図り、地域住民の安全で安心な生活を確保することを目的としています。 |
活動の内容「ちょうご防犯パトロール隊」は、地区内をA・B・C・Dの4地区に分け、週1回午後7時から1時間、犯罪抑止に重点を置いた防犯パトロールを実施しているほか、毎月27日には、警察署、市役所等と連携した合同パトロールを実施しています。さらに、小学校を受け持つA地区では、下校時における子どもの見守り活動を毎日実施しています。 また、子どもの安全対策として、「安全・安心ひろめ班」は、登下校時間帯に合わせた防犯パトロールの他、子ども安全5分間見守り運動として地域ぐるみで登下校時間帯に合わせたゴミ出し、道路の清掃等をしながら子どもの見守り活動を行っています。 【活動に必要な物】 防犯用品 |
活動上の問題点・解消方法
活動参加者は高齢者が多く、活動の長期化に伴うマンネリ化のおそれがあるため、研修会、検討会等を随時実施し、意識の高揚と結束を強めるとともに、新規参加者の確保に努め、活力ある組織を持続させることを目指しています。
関係機関・団体との連携方法
防犯パトロール組織が活動の中核となり、地域ぐるみで子どもの安全を確保する関係機関・団体とのネットワークを構築し、年2回、意見交換を交えた研修会を実施しています。
活動上の配慮事項
防犯活動は、「無理せずみんなで仲良くやろう」を合言葉に、見える、見せることを重点に活動を実施しています。
参考
平成15年の刑法犯認知件数が過去最悪の758件であったが、関係機関との協働した活動を行った結果、平成16年以降は年々減少傾向を示し、平成19年には358件まで減少しました。
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