自主防犯活動事例
埼玉県 |
蓮田市上閏戸自治会防犯パトロール隊 |
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構成員会社員、農業、自営業及び無職の者 結成の経緯以前、代表者が経営している製作所に、小学生が変質者の出没を訴え駆け込んできたことをきっかけに、安全な通学路確保のため、有志18人が集まり、蓮田市上閏戸自治会防犯パトロール隊を結成した。 活動の目的小中学生の下校時間帯の安全を守り、犯罪者が閏戸地内に侵入することを防止し、平穏な地域社会の確保に寄与することを目的としている。 |
活動の内容現在、23名で毎月5日、15日に小中学校の登校日(当日が土・日曜日の場合は登校日に変更)午後2時30分ころから3時30分ころまでの間、徒歩又は自転車でパトロールを実施している。子ども達の通学路は道路が狭いことから、通学路に駐車している車両に対して、駐車しないように、声掛けを実施しているほか、子ども達にも積極的に、犯罪に遭わないように、声掛けを活動をしている。 【活動に必要な物】 現在、「防犯パトロール」の腕章と揃いの帽子を使用している。 |
活動上の問題点・解消方法
パトロール隊を結成した平成5年ころは、参加している有志がまちまちな服装で3~5人の集団によるパトロールを実施していたため、地域住民からなかなか防犯パトロール活動を行っていることを認めてもらえず、自治会からの活動支援金の援助がなかった。平成7年に代表者が地域防犯推進委員に委嘱された以降、腕章をつけてパトロールを実施、徐々に地域住民に認められるようになり、代表者が自治会長に就任した際、防犯パトロールについて説明し、パトロール団体として認められている。
関係機関・団体との連携方法
平成5年にパトロール隊を立ち上げたが、防犯パトロールのノウハウも分からないことから岩槻警察署の指導・注意事項等の教示を受けパトロールを開始した。また、平成7年に代表者が地域防犯推進委員に委嘱されたことに伴い、防犯協会からも「防犯パトロール実施中」「ちかんに注意」等の立て看板等の支援を受け、警察・防犯協会と連携を図るようになった。
活動上の配慮事項
犯罪者を捕まえる云々ではなく、地域住民が犯罪に遭わないように注意を喚起する活動を行っており、また、パトロール隊員に無理を強いることのないように配意し、継続的な活動を行っている。
参考
平成5年に活動を開始し、平成7年に埼玉県防犯協会より団体功労表彰を受け、継続的な活動により、平成18年に関東管区防犯協会長賞を受賞した。
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