自主防犯活動事例
群馬県 |
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NPO法人飛組(ひぐみ) |
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構成員地域住民。人数:240人 結成の経緯平成15年に、平成3年から前橋市日吉町二丁目で祭を開催してきた団体を、NPO法人に発展的に移行して、祭の伝承を通じて子どもの育成やボランティア活動の連帯の輪を広げ、環境保全や非常災害時の救援等の事業を行い、住み良い地域のまちづくりを推進することにした。結成後の平成15年に同町内に盗難事件が多発したのを受けて、地域住民でなんとかしなければと直ちに防犯ポスターの配布等の防犯活動が始まった。 活動の目的犯罪のない社会を実現し安全で安心して暮らせるまちづくりの推進に寄与することを目的としている。 |
活動の内容前橋市日吉町二丁目地内に防犯ポスターの随時配布、会員のボランティアにより地域ぐるみで、防犯センサーライト150台設置及びプライバシー保護にも配慮した防犯カメラ設置基準などを定め地域住民の協力を得て、防犯カメラ35台設置し犯罪抑止機能の向上図る為に運用している。又、旧前橋市内を青色回転灯を装備した会員の自家用自動車10台による防犯パトロールも行っている。 【活動に必要な物】 ポスター、防犯センサーライト、防犯カメラ、パソコン、青色回転灯、自動車、ジャンパーなど |
活動上の問題点・解消方法
多くの地区で防犯活動が行なわれることにより効果が大きくなります。ホームページや展示会等で活動拡大の広報を行っている。
関係機関・団体との連携方法
○前橋警察署と度々情報交換を行い、犯罪情報の提供、合同パトロールや防犯指導を受けている。
○群馬県から防犯カメラ設置助成やNPO等地域協働推進モデル事業を行っている。
○群馬大学工学部と研究に関する契約を結び、防犯カメラシステムについて共同研究を行っている。
活動上の配慮事項
○防犯カメラは、プライバシー保護に配慮し設置基準を定め地域住民の合意を得て、運用している。
○防犯パトロールは、活動者に負担のかからないように、毎月16日の県民防犯の日以外時間指定をせず、個人のできる範囲で、個人の都合の良い時にパトロールをしている。
又、防犯カメラは、人の目の役割をカバーし24時間作動し活動の時間帯を広げている。
参考
○祭の開催が子どもの健全育成や地域コミュニティの形成に寄与している。
○防犯ポスターの掲示が地域住民の防犯意識の向上に寄与している。
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