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自主防犯活動事例

 茨城県
 

梅園2丁目自治会自警団
梅園2丁目地区内の安全を守る自警団



団員と自治体、警察関係のみなさん

構成員

町内会、自治会員、女性。人数:約80人

結成の経緯

梅園地区内の犯罪が年々多発するため、平成16年7月に自治会の臨時総会に自警団設立を提案したところ、賛成多数で成立された。早速、団員の募集をしたところ、65名の賛同者が得られた。つくば中央警察署等で活動のアドバイス等を受けて、平成16年10月9日に「梅園2丁目自治会自警団」を結成、警察や自治体関係者が出席のもとに発足式を行った。

活動の目的

地域住民の安全と変化する社会情勢に伴い、犯罪防止活動を推進し、住民と地域社会に寄与することを目的とする。

活動の内容

毎月第1、第3土曜日の午後8時から午後9時30分頃までの間、夜間パトロールを実施する。参加は自由で、平均25名位が参加している。日常は犬の散歩やウォーキング、ジョギング、買い物時などを利用したパトロール活動を実施したり、公園や街頭において児童や高齢者への声かけ活動を行っている。その他、危険箇所への防犯灯設置要望を市に提出している。

【活動に必要な物】

防犯ジャンパーなど


活動上の問題点・解消方法

発足当初は腕章と帽子を着用して活動していましたが、団員から「もっと住民に活動をアピールする必要があるのではないか」との意見があり、合図灯や拍子木、ハンドメガホン等を使用してパトロール活動を実施したところ、住民の方が防犯に対しての意識が高まり、その後、活動に参加する人が増加した。当初、活動マニュアルが無かったために統一が図れていない部分があったことから、活動マニュアルを作成した。

関係機関・団体との連携方法

・ つくば中央警察署等から犯罪情報の提供を受けたり、防犯パトロール活動の要領や注意点等の教示を受けているほか、合同防犯パトロールを実施している。
・ 他の自治会等が行う防犯活動へ参加するなど、各団体と連携した活動を行っている。

活動上の配慮事項

私達は「気負わず」「肩肘を張らず」「気楽に」「危険なく」生活の一部として、安全で安心な地域社会を守るため、継続的な活動ができるように配意しています。

参考

・ 本年8月末までの梅園2丁目地区内で発生した犯罪のうち、約半数は乗物盗と車上ねらいで占めています。
・ 本年8月24日に「つくばエクスプレス」が開通したことにより、犯罪の増加が懸念されていますが、それを抑止しようという地域安全活動の輪も大きく広がっています。

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