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自主防犯活動事例

 東京都
 

亀有防犯指導員ネットワーク(愛称 ナイスかめあり)
“地域の安全は地域住民の手で”を合い言葉に「犯罪のない 明るく 住みよい街づくり」



構成員

地域住民、商店会、学生
人数:10支部 177名

結成の経緯

亀有防犯協会支部長等が中心になり、地域の人々が安全に暮らせ、少年が健やかに育つような街づくり活動への参加を呼びかけたところ、多くの賛同が得られ平成6年3月18日に結成された。

活動の目的

地域の人々が安全で安心して暮らせる街づくり、少年が心身ともに健やかに成長していけるような環境整備等、積極的かつ模範的な各種事案の防止活動を推進し、「犯罪のない明るく住みよい街づくり」に寄与することを目的としている。

活動の内容

警察、地区防犯協会と連携した各季地域安全運動をはじめ、地域安全の日等における防犯キャンペーン活動、各種行事等での防犯PR活動に努めるとともに、民生委員と連携し、一人暮らしのお年寄りや母子家庭等に対する防犯連絡等を推進するなど、犯罪被害防止活動を実施している。
また、PTA、町会等と連携し、下校時の学童を犯罪から守るパトロール活動を実施しているほか、公立小学校において地域安全マップづくりを支援している。 

【活動に必要な物】

「NICEかめあり」名入りのユニホーム姿(ジャンバー・帽子・Tシャツ)、合図灯など
また、(1)パトロール実施者証 (2)亀有警察署管内防犯指導証 を各会員に配布している。


活動上の問題点・解消方法

活動は、街頭キャンぺーンや昼夜間のパトロールのみならず、管内の主要な祭り、行事会場にはいつも「ナイスかめあり」のユニホーム姿が目立つようになったが、結成以来19年が過ぎ会員の高齢化が 感じられるようになり、防犯協会をはじめ地域住民や商店会に新しい会員の推薦を呼びかけている。

関係機関・団体との連携方法

亀有警察署から管内発生の犯罪情報の提供や防犯パトロール活動の要領、注意点等の教示を受けているほか、合同パトロールの実施、活動推進計画及び活動推進結果による情報交換を行うなど、警察と連携を図っている。
葛飾区からボランティア保険加入と地域安全活動の経費の助成支援を受けている。
母の会、少年補導員などと協力しての少年非行防止活動、民生委員と連携してお年寄りに対する振り込め詐欺等犯罪被害の防止活動を実施している。

活動上の配慮事項

犯罪者を捕まえるのではなく、犯罪に遭わないための心構えを地域住民に呼びかけることを中心に活動しており、会員の負担を軽くすることによって継続的な活動ができるよう配意している。

参考

毎月の役員会では、行事の確認、行事への参加の有無、今後の防犯活動への検討を実施し、また支部単位での月例会では、各支部の当月活動結果報告及び翌月の活動計画の検討、支部管内における犯罪発生状況に基づく防犯パトロール体制、時間帯の検討を実施している。

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