自主防犯活動事例
福島県 |
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街頭犯罪抑止実働隊「梁川ピースキーパー隊」 |
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構成員梁川町内の小・中・高のPTA、教職員、消防団等、一般町民 結成の経緯街頭犯罪や青少年の非行が増加する中、地域住民が相互に連携を図り、犯罪等を未然に防止することを目的とし、平成15年5月に梁川町長の委託を受け、資金援助を受けて活動を開始した。
平成17年度から資金援助がなくなったが、伊達市役所梁川支所市民課(市町村合併のため)に事務局をおき、以後ボランティアとして活動し、現在に至る。
活動の目的町の将来を担う青少年の健全育成を図り、「安全で安心な町」づくりを推進する。 |
活動の内容月1回から2回(夏休み期間中は毎週)の週末、隊員10人から20人程度で、午後10時から2時間程度町内のコンビニエンスストアや駅、公園、学校周辺等を巡回し、たむろしている青少年に対する街頭補導活動を行うもの。 【活動に必要な物】 帽子のみを取り揃え、赤色停止灯は支所がその都度提供している。 |
活動上の問題点・解消方法
パトロール活動時間が午後9時から午後11時までの2時間(金曜日又は土曜日に実施)であり、参加者の確保に問題があるが、各地区、PTA、保護委員会、小・中・高等学校それぞれが出動要員を確保し自主的に参加するシステムとしており、事務局任せにしないようにしている。
関係機関・団体との連携方法
活動の拠点を伊達警察署梁川交番とし、梁川交番勤務員との合同により夜間の街頭パトロールを実施している。 梁川地区では、ピースキーパー隊の活動に影響を受け、小学校PTAによる見守り隊「せきもと見守り隊」「山舟生見守り隊」が発足し、ピースキーパー隊、梁川交番及び梁川支所市民課と情報を交換して連携を図っている。
活動上の配慮事項
時期によって、参加が困難な団体(隊を構成している各組織)もあることから、事務局が事前に調整して参加可能な団体に出動要員の要請をしており、参加を無理強いすることで活動から撤退することがないよう配慮している。
参考
東日本大震災の発生直前まで活発に活動していたが、現在は東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴う放射能の影響により活動を休止しており、活動再開に向けて準備中である。
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