自主防犯活動事例
福島県 |
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地域安全サポーターふれ愛隊ときわ |
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構成員会社社長、自営業者、市職員など 結成の経緯田村市常葉町内では、事件・事故が増加し、特に、少年非行がエスカレートしてきていることを重視し、「見逃すな非行・なくそう犯罪~私のそばから事故防止」を合言葉に、身近な犯罪、事故の未然防止と青少年の健全育成のため、町内の蕎麦打ち愛好会を中心とした有志が集まり、自主防犯組織を平成17年4月に結成した。 活動の目的地域安全パトロール、防犯教室等を通して、市民生活に身近な事件・事故の未然防止、青少年の健全育成を目的としている。 |
活動の内容毎週末及び毎月10日の「地域安全の日」の月4回程度、午後9時から午後11時までの間(10日は午後6時から)、2班14名体制で防犯パトロール活動、青少年に対する声掛け運動を行っている。 また、地元小学校での防犯教室や蕎麦打ちを通した防犯イベントを随時開催している。 【活動に必要な物】 活動用ジャンパー、合図灯、懐中電灯など |
活動上の問題点・解消方法
結成当初は、活動の効果について疑問視する声もあったが、継続的な活動を続けた結果、常葉町内の犯罪発生率が半減し、また、活動状況が新聞、テレビ等の報道に取り上げられ、自主防犯活動の輪が田村方部全体に広がり、次々と地域安全ボランティア団体が結成された。
関係機関・団体との連携方法
三春警察署から犯罪情報(携帯電話のメールを利用した「ボランティア通信」)の提供を受けている。また、常葉駐在所、地区の防犯協会員、少年補導員、行政担当者らと連携し、合同パトロールを実施している。
活動上の配慮事項
街頭指導など活動を通し、青少年に悪いことは悪いとはっきり注意できる「近所のガミガミおやじ」を目指している。
参考
三春警察署では、平成17年の刑法犯認知件数が前年対比21.2%の大幅な減少となり、特に常葉町では、51.9%と半減した。 「ふれ愛隊ときわ」の活動により、自主防犯活動の輪が広がり、現在までに三春警察所管内で9団体の地域安全ボランティアが結成され活動している。
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