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自主防犯活動事例

 山形県
 

上山かかしクリーンアップ推進協議会
少年非行で荒れた駅前をクリーンに復活させた上山の防犯リーダー



駅前での上山明新館高生徒とのキャンペーン

構成員

上山市民有志

結成の経緯

平成4年山形新幹線開通に伴い駅舎が改築。「かみのやま温泉駅」と改められ市の顔となったが、駅舎周辺は非行少年が多数集まる溜まり場となり、落書き、壁の損壊、ゴミの散乱、自転車の多数放置など荒廃し、地域住民の不安が高まった。そんな中、地域住民が立ち上がり、平成6年6月、当会が設立。発足当時22名だった会員も、現在は約80名の組織となり、地区防犯団体の指導的役割を果たしている。
人数:約80名

活動の目的

上山警察署駅前交番を活動の拠点として、かみのやま温泉駅前地域及び周辺における犯罪・事故・災害から被害を未然に防止するため、地域住民並びに関係機関・団体との緊密な連携を図りながら地域安全運動を推進し、安全で安心な地域環境をつくることを目的としている。

活動の内容

★朝の一声運動(かみのやま温泉駅周辺に毎朝会員が交代で立ち、高校生を中心とする駅の乗降客に「おはよう」と声をかける。)
★駅前自転車整理整頓(駅の駐輪場に置く乗り物の整理整頓。鍵かけ指導)
★高校生との合同活動(駅前花壇への花の植え付け作業や他防犯団体と連携した「安全安心まちづくりキャンペーン」など上山明新館高校の生徒と合同で活動。)
★清掃活動(駅周辺のゴミ拾い)
★列車通学マナー同行指導
★祭礼時街頭補導
★広報誌作成 など実施。
精力的な活動の結果、少年非行は激減。駅周辺は沈静化し地域住民の不安を解消した。その後20年間、活動は継続され、犯罪被害の未然防止に貢献している。現在も少年非行はほとんどない。
地域住民自らが自主的に防犯活動している姿から、「自分たちの街は自分達で守る。」の気概が生まれ、地域防犯ボランティアの模範となっている。

【活動に必要な物】

緑色の統一ジャンバー


活動上の問題点・解消方法

当初活動資金がなかったため苦慮したが、活動が認められ、各町内会より賛助金が出され、その資金をもとに、ジャンバー作成や保険料、広報誌作成などを行っている。

関係機関・団体との連携方法

上山警察署駅前交番が活動拠点となっているため、随時警察より犯罪情勢等の提供を受けている。また他団体とのパトロールやキャンペーンなどを合同で実施し、連携を図っている

活動上の配慮事項

参考

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