自主防犯活動事例
山形県 |
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山形庄内育成チャレンジチーム「SICT」 |
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構成員酒田警察署管内にある大学等に在籍する学生で構成。 結成の経緯青少年健全育成活動等を推進するボランティアの活性化を図るための方策を検討していたところ、平成13年4月、酒田警察署管内に、公益学を学ぶ東北公益文化大学が開学した。若さと活力に溢れ、柔軟な発想力を持つ学生が活動に参加することは、人生経験豊かな従来のボランティアに対する良い刺激となり、活性化にも繋がると期待されたことから、酒田警察署の呼びかけによりメンバーを募集し、平成14年11月、結成に至った。 活動の目的愛と正義を旨とし、関係機関団体や地域住民と積極的に連携しながら、少年の規範意識の醸成と啓発活動を中心とした、非行防止及び青少年健全育成活動等を行うとともに、地域内の少年に悪影響を及ぼすおそれのある有害環境の浄化活動に努めることを目的とする。 |
活動の内容酒田警察署の呼びかけにより、行楽シーズンや祭典時等における昼夜パトロール、少年非行防止等の各種キャンペーン、意見交換会やゲーム大会等児童生徒とのふれあい交流活動、落書き消しやピンクチラシ剥離作業等の有害環境浄化活動等、少年非行防止・青少年健全育成のための様々な活動に積極的に取り組んでいる。 【活動に必要な物】 活動着として、背中に白文字のプリント入りのジャンパーとTシャツ、帽子を使用。色は全て黒色。 |
活動上の問題点・解消方法
学生であり、活動人員が限られるため、他の防犯ボランティア団体の活動に参加する等、他団体との連携を図っている。
関係機関・団体との連携方法
酒田警察署から月1回の研修会において犯罪情報の提供を受けているほか、年末警戒等においては合同パトロールを行う等、警察との連携を図っている。
活動上の配慮事項
大学生が、体験学習の一環として、「できることからボランティア活動に参加する」という方針で、将来のボランティアリーダー育成という長期的な展望に立った活動を行っている。
参考
団体の活動により、他防犯ボランティア団体の活性化が図られているほか、「子ども見守り隊」が相次いで結成される等、地域住民による自主防犯意識が高まっている。
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