警察庁-自主防犯ボランティア活動支援サイト
 
     
表示拡大 大きくする 標準
 
ホームへもどる
自主防犯活動の状況等
全国ボランティア団体検索
自主防犯活動事例
地域安全安心ステーション事業
青色回転灯装備車の運用状況
 
警察庁
 
犯罪情報 行政支援情報等
 
 
 

青色回転灯装備車の運用状況

 徳島県
 

八万青少年育成会青色パトロール隊
地域の安全は、地域住民で守ろう!



7名のパトロール隊員がパトロール車のまえに勢揃い

構成員

八万地域の各種団体の会員及び役員等 
人数:40人

結成の経緯

八万地区は徳島市の中で人口が多く防犯上の問題が多発していた。平成18年に地域の2小学校と青少年育成会に、合計3個のパトロール用の青色回転灯を貰ったのを契機に、放課後にパトロールできて子どもの安全を願う保護者が2小学校から各5名づつと、青少年育成会からは10名のパトロール隊員を募集して八万青少年育成会青色パトロール隊を結成した。

活動の目的

八万地域の立場の異なるパトロール隊員が協力して、地域の人々が安全に対する関心を高めたり、住民が連帯感を醸成しながら、八万地域の犯罪を抑止できるようにする。特に抵抗力のない子どもや青少年の安全を守るために、パトロール隊員の活動で犯罪の発生しやすい場所や時間を特定をして、事件を未然に防ぐように活動する。

活動の内容

・回数―パトロール隊員40名が月平均12回パトロールする。・時間帯―午後1時30分~2時間位・地域―山城町、沖浜町、南二軒屋町、西二軒屋町、八万町、城南町、・その他―情報交換(街頭補導中に)、パトロール日誌に記入。
◆青色回転灯を装備した車両の運用状況
・全員が青色回転灯防犯パトロール車講習を受講・陸運事務所で自家用車の車検証に「自主防犯活動用自動車」を記載・2名ずつの当番を決めて地域内をパトロールしている。

【活動に必要な物】

活動当番表、活動用のジャンパー、活動用Tシャツ、ロゴを書いたシート(車のドアに掲示)、日誌。


活動上の問題点・解消方法

小中学生は学校で青色パトロール隊のことを指導されていて、下校時のパトロール中では子どもに会うと親しみをこめて手を振ったり、挨拶をしてくれている。その時は隊員は必ず言葉掛けをして、パトロールの趣旨を伝えている。地域住民には新聞販売店が発刊しているタウン紙や公民館に写真と記事を掲載して、理解と協力を得ている。各町内会の会合時には、会員に青色パトロール隊の活動を話して、理解を深め防犯意識を高めるようにしている。

関係機関・団体との連携方法

・徳島東警察署と八万交番へパトロール当番の報告を毎月行う。・徳島東警察署生活安全課と交番の指導と情報を受ける。・毎月行う街頭補導時に八万小学校と八万南小学校のパトロール隊員と情報の交換をする。・八万青少年育成会と八万防犯委員会とも情報の交換を行っている。

活動上の配慮事項

地域住民に安全な生活の確保と防犯意識高揚を呼びかけている。特に子ども達が犯罪にあわないように心がけることと、交通事故を起こさないようにアピールする。パトロール隊員も保険をかけた車を自主防犯活動用自動車として使用し万全を期す。パトロール隊員の負担を軽くするために、パトロール車にはガソリン代として1回500円を会が負担し、継続して実施できるように配慮している。

参考

パトロール日誌の記録をみると、地域住民にもなじみができたことがよく分かる。立哨指導の保護者もパトロール車を見ると安心すると言っていた。子どもを含む地域住民に防犯意識が浸透してきた。

一覧へもどる
ページトップへ