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青色回転灯装備車の運用状況

 島根県
 

久多美子ども安全ボランティア
小中学生が安全安心に暮らせる地域づくり



指定式に集結した青パト班員

構成員

地区内35町内から公募
人数:17人

結成の経緯

島根県出雲市の東部区域、平田地区でも学校に脅迫ファックスが送信され、また、声かけや付きまとい事案が発生したことから、平成16年12月に「久多美子ども安全ボランティア」を立ち上げた。70名の会員を"見守り班"と"パトロール班"に分け活動をしている中で青色回転灯による防犯活動を知り、平成18年3月に会員の中から17名の協力を得て"青パト班"を結成し活動している。

活動の目的

久多美地区全域と、隣接する平田町の中学校や高校の周辺をパトロールすることで、地域で発生する身近な犯罪を防止したり、地域環境の整備を行い、安全安心の地域づくりを目的としている。

活動の内容

児童・生徒の登下校時間や夜間の学校周辺、通学路、危険箇所(暗がりやたまり場など)をパトロール要点として定め、地区内全域を網羅するよう日々輪番のパトロールを実施している。また、全国交通安全運動期間中や全国地域安全運動旬間中及び夏休みなど小中学校の長期休校期間、さらに不審者の出没など非常事案の発生時には、2台以上の体制で一層きめこまやかなパトロールを実施している。
パトロール隊員には無理のないよう計画を策定し、ボランティアとして息の長い活動が図れるよう留意し、隊員の定例会では犯罪情勢の説明を行い、活動の意義について相互に確認をとっている。
◆青色回転灯を装備した車両の運用状況
1日に1台以上がパトロールをすることとし、当番日以外でも都合のつく場合は個々でその都度行う。また、特別の場合は事前に協議して1日2台に増車して活動し、非常時には事務局の呼びかけて数台の車両を配置する。

【活動に必要な物】

隊員の連絡調整、会議費、消耗品等の経費


活動上の問題点・解消方法

① 「防犯活動中のプレート」が劣化していたが島根県警察指定の地域安全安心ステーションモデル事業に選定され、同事業から車両用プレートをはじめ、自転車用プレート、青色LEDベスト、帽子、青色誘導灯など供与を受けた。
② 仕事を持っている会員はどうしても活動時間が夕方になり、子ども達の下校時にはパトロール出来ないことが多い。代替運行を他の会員に要請している。

関係機関・団体との連携方法

小中学校や警察機関(出雲警察署平田広域交番)などと連絡調整を行い、学校長から生徒児童の様子を、警察から犯罪情勢、交通事故の発生状況及び不審者等の出没状況について説明を受けている。また、出雲市子ども安全センター指定の地区少年委員や警察から委嘱されている少年補導委員及び「平田広域交番久多美地区連絡協議会」などとの情報交換や意見交換、共同パトロールを実施している。内部的には久多美子ども安全ボランティアの幹事・青パト班合同会を年に4回程度開催し、常に情報交換を行っている。

活動上の配慮事項

久多美地区は防犯活動が活発であることを地区内外にPRすることで、安全安心な地域づくりに地域をあげて築くようにしたい。

参考

防犯抑止効果があるとされる青色防犯灯を、地区内の主要道である「県道小伊津港線」を中心に41箇所設置した。

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