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青色回転灯装備車の運用状況

 滋賀県
 

地域の安全は地域のみんなで犯罪から住民を守る


登下校時の見守りと夜間パトロール車

構成員

自治会役員、民生委員、自主的な参加者、新聞配達員
人数:55人

結成の経緯

昭和40年代後半から近畿圏の住宅地として3,000戸規模の団地として開発され現在では、2,100戸が建設され人口約7000人の団地となっている。新興住宅地は近隣の付き合いも希薄であり、防犯意識も低く人口増加に伴う犯罪の件数は増加し地域の自治会活動では対応に限度があり、学区内自治会の話し合いにより、ボランティア活動として、平成15年に甲賀警察署(当時水口署)生活安全課と行政の指導をいただき結成。

活動の目的

警察や消防、その他関係機関等との緊密な連携の元に活動し災害や事件、事故を未然に防止し地域住民が安全で安心して暮らせる「まちづくり」に寄与することを目的とする。

活動の内容

児童の登下校時の見守り巡回(年間200日)平成17年度の実績は198日間
・登校時午前7時20分~午前8時10分、下校時午後2時~午後4時30分頃まで
・夜間パトロール週2回(年間104日間)午後8時~午後9時頃まで高校生のクラブ活動を終えて帰宅する時間(過去チカンに襲われた時間帯)
・なんでも相談年間通して、不正請求、悪徳業者の対応、生活環境問題等
◆青色回転灯を装備した車両の運用状況
・県警本部長の認可を受けた車両7台
・児童の登下校時は毎日4台、夜間パトロールは毎回2台で巡回

【活動に必要な物】

パトライト、懐中電灯、笛、トランシーバー、身分証明書、帽子、ユニフォーム着用


活動上の問題点・解消方法

許可を受けた自家用車の提供によって運営していますが、ガソリン代や巡回中の事故についての補償等、一部自治会の助成によって賄っているが限度がある。
解消方法として、行政によるボランティア活動に対し助成の充実が必要である。

関係機関・団体との連携方法

・学校との連携は毎月の下校時刻予定表を提出していただき、会員に配布
・行政は市民部担当課と必要の都度連携している。
・警察とは、甲賀署生活安全課の連携指導を受けている。自警団詰所が警察官立寄所となっている。

活動上の配慮事項

参加者の年齢層も高く割り当てや強制のない、気楽に、気長に、安全に無理なく継続的な活動が出来るように配意している。

参考

・登校する児童の「あいさつ」が大変良くなった。
・窃盗事件やチカンがほとんどなくなった。
・青少年のたむろ、徘徊が減少した。
・自警団活動に対する理解が広まった。

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