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青色回転灯装備車の運用状況

 三重県
 

本郷ボランティア会
区民の防犯意識高揚の啓発と犯罪の未然防止


構成員

自治会長、自営業者、会社員、主婦
人数:48名

結成の経緯

区内において、空き巣、車上ねらい、寺院・神社の賽銭盗等の事件が発生しており、社会的には子どもが被害者となる事件が多発していることから、本郷地区内に所在する小学校に通学する学童の危険性を危惧する見識者の呼びかけに賛同した11名で、平成16年3月20日「本郷ボランティア会」を結成したものである。

活動の目的

自分達の暮らし・安全は自分達で守るという強い意思を持った賛同者が集まり防犯活動を展開していく中で、その活動を内外に広く周知せしめ、区民の防犯意識高揚の啓発と犯罪を未然に防ぐ抑止力になればと願うものである。

活動の内容

全体を4班に分け輪番制で防犯パトロールを実施している。各班では徒歩組と青色回転灯装着車両組に分かれてパトロールをしている。年間出番表に従って、週内にいずれかの班が必ず1回以上活動している。(時間は班長に一任)5週目は全員参加でパトロール後に報告・意見交換会を行っている。主婦で構成されるメンバーは主に子どもの下校時間帯に合わせたパトロールを週2回程度行う。他に自治区内の環境美化運動に参加、地蔵盆踊りの夜間警備、防犯啓発チラシを年2回ほど区内全戸へ配布している。また、本郷自主防災隊の協力隊でもある。
◆青色回転灯を装備した車両の運用状況

【活動に必要な物】

制服、防止、合図灯、夜光ベスト、腕章、ヘルメット、隊名入りマグネット板、記録帳


活動上の問題点・解消方法

発足当初は、少人数で徒歩によるパトロール活動をしていたが、青色回転灯装着車両の運用を始めてからは、区民に与えるインパクトも大きくなり、地域住民から「ありがたい。」との声もいただくようになった。地道な活動も理解され少しずつではあるが、会員も増えつつある。

関係機関・団体との連携方法

いなべ警察署、白瀬駐在所、員弁地区生活安全協会等より、犯罪情勢・注意点等の教示を受けている他、駐在所のパトカーと青色回転灯装着車両とが合同した巡回を行うなどし連携を図っている。また、員弁地区生活安全協会・いなべ市・本郷自治区より、装備品等の提供を受け、地域一帯となって安全で安心して暮らせる活動を行っている。

活動上の配慮事項

当初より活動区域内を自治区内に限定して結成しており、青色回転灯の使用認可をいただいた現在「継続は力なり」を合い言葉に活動を実践している。また、無理をせず、喜楽に参加し息の長い活動を行うことをモットーとし、活動を行っていく。特別な任務を付与せず、犯罪・マナー違反等を現認しても、直接的に警告等は危険なため行わず、警察への連絡をするように指導している。

参考

当本郷地区の青色回転灯使用認可は、いなべ警察署管内において、地方自治法の規定による市町村長の認可を受けた自治会としては初めての取組となったが、当会結成以降は、近隣自治会でも防犯活動グループが組織され始め、大きく町ぐるみで防犯意識が高まりつつある。

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