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青色回転灯装備車の運用状況

 愛知県
 

港小学校区 おやじの会
子どもとおやじで支える安全・安心なまちづくり



青色防犯パトロール出発式

構成員

保護者、町内会員、教職員、青年会議所会員。
人数:50人

結成の経緯

二池町地内において、下半身露出事案や児童に声かけしたりする不審者が、たびたび出没したことから、児童の安全確保のために地域でパトロール活動などを実施しようとPTAのOB、町内会が呼びかけたところ、30名の賛同者を得て、平成13年4月、「港小学区おやじの会(みんなとふれあい隊)」を結成。

活動の目的

児童の安全・安心な教育環境を確保するため、防犯活動を推進し、子どもや大人が気軽にふれあえる地域を創造することを目的としている。

活動の内容

毎週火・金曜日、児童の下校時間帯である午後3時ころから午後5時ころまでの間、約18名で防犯パトロール活動を実施し、下校児童らに声をかけたり、不審者に対する駐留警戒活動を行い、また、夏、冬休み期間は、午後6時から午後7時までの間、防犯パトロール活動を行っている。
◆青色回転灯を装備した車両の運用状況
会員の私有車9台を使用し、計画に沿った運用を行っている。
運用に先立ち、犯罪情勢を把握したり、防犯講習を積極的に受講した。

【活動に必要な物】

活動用ベスト、帽子、腕章、合図灯、みんなとふれあい隊防犯パトロール員証明書


活動上の問題点・解消方法

団体のパトロール活動は、新聞、行政広報紙などの広報で市民に周知され、隊員の増加があったものの、そのなかにはパトロール活動に積極的にかかわろうという意志のない方もみえた。
パトロール活動は計画に沿った活動を実施しているが、都合で参加できない方などには無理強いせず、活動が地道に長続きするように配意している。

関係機関・団体との連携方法

碧南警察署と高浜幹部交番から「碧の風」という名称の週ごとの犯罪状況の提供や防犯活動の要領、注意点等の教示を受けているほか、合同で徒歩による危険場所の実態把握、パトロールを実施し、警察との連携を図っている。
碧南・高浜両市が行っている「碧南・高浜安全なまちづくり推進協議会」と連携を図り、子供の安全確保に関して「こども110番」と表示のある「のぼり旗」を設置するなど防犯啓発活動に努めている。
本年6月16日の下校時間帯に学区内において、不審者が警察官の職務質問を振り切って逃走した事案が発生し、碧南警察署、高浜市役所、高浜南部まちづくり協議会と連携して、青色防犯パトロールを実施し、児童の安全確保に努めた。

活動上の配慮事項

子どもたちの「安全・安心」な教育環境の創造を目的に考え、児童の安全確保を優先した活動を行っている。また、多くの市民に犯罪を未然に防ぐ防犯意識を持ってもらうことと、子どもたちに目を向けてもらえる活動ができるよう配意している。

参考

港小学校区内の平成17年8月末現在の犯罪発生状況をみると、昨年の同期間に比べ街頭犯罪総数が53件であったのに対し30件と減少し、昨年比-43、4パーセントとなっている。
手口別にみてみると、昨年、住宅対象侵入盗が7件発生していたのが、本年は発生が1件である。

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