青色回転灯装備車の運用状況
富山県 |
大沢野中央防犯組合パトロール隊 |
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構成員富山市大沢野地域に居住する住民 結成の経緯最近の悪質化・凶悪化する犯罪、住民を不安にさせる犯罪や児童・女性を狙った犯罪の発生により、これら犯罪から地域住民を守るため「自分たちの街は自分たちで守る」といった強い気持ちを持った有志が集まり、11台の青パト車両を所有し、犯罪抑止と児童に対する不審な声かけ事案の防止等に努めている。 活動の目的犯罪抑止及び青少年の非行を防止し、社会道徳心を高め、明るい郷土を作るため、各種防犯活動を推進すること、また隊員自身の人格形成とボランティア精神の醸成を図ることを目的とする。 |
活動の内容週2回程度のパトロール計画をたて、午後9時から1時間程度パトロール活動を実施している。 【活動に必要な物】 ジャンパー、懐中電灯、腕章、帽子、携帯電話機 |
活動上の問題点・解消方法
隊員の多くは、ボランティアで参集した地域住民で、パトロール活動中に、犯罪を目の当たりにした際の対応要領や、犯罪者等から反撃を受けて負傷したり、交通事故に巻き込まれるなど不測の事態発生時に対する不安等があったが、心構えなど事前教養の徹底並びにパトロール活動の要領等の定期講習の受講や、保険制度の適用などにより不安を解消した。
関係機関・団体との連携方法
富山南警察署から、地域安全メール等により情報の提供を受けたり、地域安全パトロール活動をすべき場所等について、随時、情報交換等を行っている。
隊長は、富山南警察署や富山南防犯協会等の関係機関に定期的に訪問し、担当者から情報提供を受け、その情報は確実に隊員に知らされ、パトロール活動に生かされている。
また、隊員がパトロール活動中は把握した不審情報について、他の隊員への確実な引継ぎと警察への提供など相互の連携と協力を図っている。
毎年、春に1回、担当警察官を招きパトロール活動に対する心構えや要領等について講義を受けている。
活動上の配慮事項
正義の心は必要であるが、過剰な正義感は必要ないことを各隊員に浸透させ、あくまでも犯罪抑止を目的としたパトロール活動を実施しており、無理せずにできる者ができる時にパトロール活動を展開している。
参考
パトロール隊では、富山南警察署管内にある15の青パト隊に働きかけ、平成18年10月6日、富山南青色回転灯パトロール隊連絡協議会を設立させ、隊長が初代会長に就任した。
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