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青色回転灯装備車の運用状況

 静岡県
 

三方原中学校区「はしる110番」
三方原中学校区健全育成会が母体となった地域防犯団体


安心音を鳴らして、パトロールへ出発

構成員

三方原中学校区健全育成会役員・教職員及び地元自治会等の有志
人数:81人

結成の経緯

通学中の子どもに対する声かけ事案等が連続して発生したことを受け、社会的弱者である子どもの安全を守るべく、三方原中学校区健全育成会(浜松市立三方原中学校及び浜松市立三方原小学校、豊岡小学校の役員)及び同小・中学校の教職員、管内12の自治会の有志により、平成16年4月に三方原中学校区「はしる110番」を結成した。

活動の目的

不審者による声かけ事案やわいせつ事案から子どもを守ると共に、空き巣や交通事故を未然に防止することを目的としている。

活動の内容

子どもの登校時間帯から夜間にかけ、「いつもよりちょっと遠回り」「いつもより一本裏通り」を合言葉に通学路を中心とした広範囲な青色回転灯装備車両による防犯パトロールを実施している。
◆青色回転灯を装備した車両の運用状況

警察から受ける犯罪情報や、認知した不審者情報を元に、運行計画を作成し、青色回転灯装備車両9台のうち、各日4~5台により交代で、登下校時間帯から夜間にかけてのパトロール活動を実施している。

【活動に必要な物】

青色回転灯、防犯マグネットステッカー、ホイッスルなど


活動上の問題点・解消方法

青色回転灯・防犯マグネットステッカー等必要備品の破損や故障の修理費用、車両の燃料費高騰などによる、金銭面での問題やパトロール人員の確保などに苦労していたが、金銭面については自治会費による支援を受け、また、人員は、常に自治会や学校等に対し協力を呼びかけたところ、地域住民等の防犯活動への参加が増加し、金銭・人員確保での問題は解消しつつある。

関係機関・団体との連携方法

・細江警察署、三方原北交番から不審者情報や犯罪情報の提供を受けたり、パトロールの活動要領や注意点などの指導を受けるなど、警察と連携している。
・常に三方原中学校及び地元自治会などと情報交換を行い、協働してパトロールを実施するなど、学校等と連携している。

活動上の配慮事項

車両を使用しての防犯活動であることから、他のドライバーの見本となるよう安全運転に心掛けるとともに、不審者及び不審車両、交通事故等を発見・認知した際は、速やかに警察へ通報するよう心掛け活動している。

参考

広範囲の防犯活動であることから、住民が遠くからでも防犯活動を行っていることが分かり安心感を持ってもらえるよう、平成18年3月より、青色回転灯装備車両1台に拡声器を取り付け、パトロール安心音を鳴らした、聴覚にうったえる防犯パトロール活動を行っている

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