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青色回転灯装備車の運用状況

 東京都
 

葛飾区郵便局長防犯パトロール隊
日本初の郵便局長のボランティアによる青色防犯パトロール隊



一堂に会するパトロール車両

構成員

東京都葛飾区内特定郵便局の全局長を隊員とする。
人数:43人

結成の経緯

子供、女性、お年寄り等の弱者へ対する犯罪が多発する中、何か地元のために役立つことはないかと、特定郵便局長が集まり、葛飾警察署並びに亀有警察署と協議の上、平成18年2月に本パトロール隊を結成。同4月28日、飾警察署において出発式を挙行し、活動を開始した。

活動の目的

下校中・放課後の児童・生徒の安全確保、多発する各種事案の防止活動を推進し、地元地域の人々が安心して暮らせる社会の確立に寄与することを目的としている。

活動の内容

警察からの事件、不審者情報に基づき付近一帯のパトロールの強化をしている。各車両については、週1回程度を目標に、夕方から夜間の1時間以上、青色回転灯を点灯しながら複数隊員同乗により、自主防犯パトロールを実施している。
◆青色回転灯を装備した車両の運用状況
隊員の私有車11台を登録の上使用、計画的な運用を行っている。

【活動に必要な物】

活動用ベスト及び腕章、合図灯、広報用スピーカー機材一式、等


活動上の問題点・解消方法

結成当初は、本隊のパトロール活動が地域住民に知られておらず、不審に思われることもあつたが、統一ジャンパー、腕章、車両表示ステッカー(マグネット)を着用しての活動を継続的に実施していった結果、住民に活動が受け入れられるようになった。この他、新聞、ケーブルテレビ等の報道や、パレード実施や行政広報誌等による広報により、本隊の活動は地域住民に周知されている。

関係機関・団体との連携方法

○葛飾警察署、亀有警察署及び葛飾区役所から、犯罪情報や防犯パトロール活動の要領、注意点等の教示を受け、連携を図っている。
○防犯パトロールの活動実施内容については、必要に応じ警察へ提供し、情報交換を図っている。

活動上の配慮事項

犯罪者を捕まえるのではなく、犯罪抑止・防止を念頭に置き、地域住民及び犯罪予備軍当事者等に対して目立つこと。メッセージを伝えることをモットーに活動している。

参考

本パトロール隊結成を機に、葛飾区内の私立幼稚園及びタクシー業界の防犯連絡協議会等が立ち上がり、地域防犯活動の輪が、着実に広がりつつある。

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