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下見は万全!
侵入者は、下見を行うケースが多いといわれます。そのチェック項目は、「(1)留守かどうか (2)侵入しやすい家かどうか (3)逃げやすいかどうか」などです。
<侵入しやすい家かどうかのチェックポイント>
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庭木など死角になるものがあるか。
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足場になるものがあるか。
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窓のクレセント錠の位置が開けやすいところにあるか。
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犬がいないか。
<逃げやすいかどうかのチェックポイント>
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駅に近いか。
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立ち話をしている人がいないか。
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通行人が少ないか。
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地域住民の連帯感を見るポイントは、ゴミ。
指定日以外にゴミが出ているかどうかをチェックします。
「ゴミの日」が守られていない地域では、侵入者に安心感を与えるといいます。
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留守を見抜く技
侵入者が留守を見抜く方法で最も多いのが、意外にも「インターホンで呼んでみる」。インターホンが鳴って、出てみると誰もいない。こんな経験をしたことがありませんか。すぐに悪戯と判断しないで、安全を確保しながら、周囲に不審者がいないかどうかを確認してください。郵便受けに新聞や手紙が溜まっているのも危険。旅行などで留守にする場合は、新聞をとめましょう。
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