印刷する
  刑法犯認知件数は、平成8年から平成14年にかけて増加し続け、同年には約285万件に達しました。しかし、平成15年からは減少に転じ、平成30年中は81万7,338件と、戦後最少を更新しました。このうち、住宅を対象とした侵入窃盗の認知件数についても減少傾向にあるものの、平成30年中は約3万2千件もの発生がありました。
 御自身や御家族の安全と財産を守るため、侵入窃盗の現状を確認しておきましょう。
【侵入窃盗データ】
侵入窃盗の認知状況の推移

 侵入窃盗の認知件数は、平成15年以降減少に転じ、平成30年は62,745件で前年比-14.2%と16年連続で減少しています。
 このうち住宅対象侵入窃盗は、平成16年以降減少しており、平成30年は31,505件で前年比-14.9%と、同じく連続して減少しています。
 しかしながら、
一日当たり約86件発生しており、未だ多くの住宅が被害に遭っているのです。
侵入窃盗認知件数の推移
侵入窃盗の発生場所別認知件数
(平成30年)

 侵入窃盗の発生場所別認知件数は、一戸建住宅が42.5%と最も多く、一般事務所が12.7%で共同住宅(3階以下)が11.9%と続いています。

生活環境営業~ホテル・旅館、ぱちんこ屋、深夜飲食店等
侵入窃盗の発生場所別認知件数 
侵入窃盗の手口別認知件数
(平成30年)

 侵入窃盗の手口別認知件数をみると、空き巣が約1/3を占めます。

  侵入窃盗の手口別認知件数
侵入窃盗の検挙状況の推移


 侵入窃盗の検挙件数と検挙人員は、平成15年以降、認知件数の減少に比例して減少傾向にあり、平成30年の検挙件数は39,237件で前年比-5.4%、検挙人員は6,561人で前年比-9.4%とそれぞれ減少しています。
 

侵入窃盗の検挙状況の推移 

※ 構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計で必ずしも100とはなりません。

【侵入強盗データ】
侵入強盗の認知状況の推移

 侵入強盗の認知件数は、平成16年以降、平成21年と28年に増加したものの減少傾向にあり、平成30年には576件と前年比-2.0%となっております。
 なお、住宅を対象とした侵入強盗は、平成17年以降減少に転じていましたが、平成30年は153件で、前年比4.1%増加しています。
侵入強盗の認知状況の推移
侵入強盗の発生場所別認知件数
(平成30年)

 侵入強盗の発生場所認知件数をみると、商店が52.6%と最も多く、一戸建住宅が15.6%、生活環境営業が9.7%と続いています。
侵入強盗の発生場所別認知件数
侵入強盗に伴う身体犯の認知件数の推移

 侵入強盗に伴う身体犯の認知件数は平成16年以降減少し、平成30年は139件で前年比-3.5%と減少しています。

「侵入強盗に伴う身体犯」とは、侵入強盗のうち、強盗殺人・致死、強盗傷人、強盗強姦をいう。
  侵入強盗に伴う身体犯の認知件数の推移
侵入強盗の検挙状況の推移

 侵入強盗の検挙件数、検挙人員は、平成21年以降減少しており、平成30年の検挙件数は498件で前年比-1.8%、検挙人員は545人で前年比-7.5%とそれぞれ減少しています。
 侵入強盗の検挙状況の推移

※ 構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計で必ずしも100とはなりません。


「器具で見る侵入犯罪の脅威」へ