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業務・職員紹介 附属機関

警察情報通信研究センター 応用第一研究室
助手
平成31年入庁(国家公務員一般職試験(大卒程度))

現在の業務内容は?

警察の情報通信に関する研究を行う機関として、警察大学校に警察情報通信研究センターが設置されています。同センターでは、現場のニーズ及び技術動向を踏まえつつ、警察通信、情報管理、その他警察活動に資する情報通信技術の調査・研究を行っています。この中で私は、小型無人機チームの一員として、小型無人機(ドローン)の検知手法等について研究を行っています。

現在の研究で一番大変だったことは?

昨今、ドローンが悪用されて社会的な影響が大きくなる事象もあります。そのため、ドローンへの検知等も重要になっていますが、研究を手探りで進めなければなりません。検証に必要な環境を準備し、繰り返し検証を行うことは大変なことではありますが、その中で色々な知識を得ることができるので、やりがいを感じています。

サイバーセキュリティ対策研究・研修センター
解析研究室 主任助手
平成21年入庁(国家公務員U種試験)

現在の業務内容は?

サイバーセキュリティ対策研究・研修センターは、犯罪の取締りのための情報技術の解析に関する研究やサイバー空間への警察全体の対処能力向上に係る研修を行う機関として、警察大学校に設置されています。私が所属する研究チームでは様々な電子機器について研究しています。私はその中で主にドローンについて研究を行っており、例えばドローンの中にはどのようなデータが記録されているのか調査しています。機種によって記録されるデータは異なりますので、様々な機種と向き合い研究しています。

職場の雰囲気は?

研究を進めていく中で、一人では解決できないことが出てきて研究が止まってしまうこともあります。しかし、研究チームには、様々な知識や経験を持つ職員がいるため、チーム内で相談するとすぐに答えが返ってくる場合もあれば、一緒に解決方法を考える場合もあります。それぞれが持つノウハウや経験を出しながら、研究チームの全員で助け合って研究を進めており、とても活気があります。

附属警察情報通信学校 応用技術教養部 助教授
平成5年入庁(無線従事者資格)

現在の業務内容は?

警察の情報通信に関する研修訓練を行う機関として、警察大学校に附属警察情報通信学校が設置されています。新たに採用した職員に対する採用時研修や、昇任時における幹部研修を行っているほか、警察情報通信施設の維持管理・運用やサイバー犯罪等の捜査を支援する上で必要となる専門技術に関する研修を行っています。その中で私は、各種現場における撮影技法、通信機器の取扱方法、高所作業における安全対策などの研修を行っています。

現在の業務で一番やりがいを感じたことは?

職員の成長を間近で見ることができることです。研修を終えるころには頼もしく成長しています。その表情は研修初日の不安や戸惑いがなくなり、自信に満ちあふれた表情に変わっています。わずかな期間でも人は成長できるのだと実感でき、人材育成に貢献できる業務にやりがいを感じています。

National Police Agency