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業務・職員紹介 機動通信課

近畿管区警察局 滋賀県情報通信部 機動通信課 係長
平成6年入庁(無線従事者資格)

現在の業務内容は?

私は現在、機動警察通信隊の運営に関する仕事に従事しています。主な活動内容としては大規模な警備や災害、突発事案等の通信手段を確保するとともに、現場の状況を撮影して警察本部へ映像を伝送するなど、警察官の現場活動を技術面で支援しています。

業務をする上で心掛けていることは?

警察活動を行う上で情報の伝達は非常に重要です。警察通信が途切れることのないよう、通信システム等を維持管理することを念頭に置いています。日頃から突発事案や災害発生に備え、想定外の事態にでも対処できるように実戦的な訓練を繰り返し実施しています。

機動通信課の業務で一番印象に残ったことは?

大雪の影響により車で到達できなくなってしまった通信施設において、長期間停電となったことがありました。非常時に備え一時的に電源を確保できるようになっていますが、数日でその電源も尽きてしまいます。そのため、県警航空隊の協力を得てヘリコプターで燃料を通信施設まで搬送しました。幸い電源を損失することなく、また警察活動に支障が出ることなく、通信施設の機能維持をでき、大きな達成感を得ました。

一般職技術系職員を目指す皆さんへ

情報通信部門は、技術力で警察活動を支えています。体力に自信のない方、運動が苦手な方でも大丈夫です。あなたの持っている専門的な技術力を生かすことのできる職場だと思います。皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。

東北管区警察局 宮城県情報通信部 機動通信課 主任
平成28年入庁(国家公務員一般職(大卒程度))

現在の業務内容は?

私は現在、第一線警察活動や犯罪捜査活動などの警察活動を支援している各種通信システムの保守・点検を担当しています。

機動通信課の業務で一番大切なことは?

機動通信課では多種多様な通信システムを保守しています。どのシステムも奥が深いため、マニュアルのみで理解するのは困難です。自分の担当するシステムについて理解を深めておくことはもちろんですが、係の垣根なく対応することも多いため、日頃からいろいろなシステムに触れて担当以外の知識や技術を培っておくことが大切だと感じています。

職場の雰囲気は?

警察組織と聞くと、重々しい空気の職場をイメージする方も多いと思いますが、実際には気軽に相談がしやすい和気あいあいとした雰囲気です。役職の上下にとらわれることなく自分の意見を伝えることもでき、仕事をしやすい雰囲気が醸成されています。

一般職技術系職員を目指す皆さんへ

警察情報通信職員の仕事についていけるのか、職場に馴染むことができるのか、様々な不安や疑問を抱えている方も多いと思います。自分の抱えている不安や疑問は、採用担当者へ積極的に質問してみてください。きっと、丁寧に教えてくれます!皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。

中国四国管区警察局 広島県情報通信部 機動通信課 係員
平成31年入庁(国家公務員一般職(大卒程度))

現在の業務内容は?

警察官が捜査活動で活用している様々な通信システムの保全業務を担当しています。それらのシステムは犯罪を取り締まる上で欠かせないものであり、担当業務を通じて社会の治安維持に携わることができるため大変やりがいを感じています。

現在の業務で一番印象的だったことは?

豪雨による土砂災害の現場に出動し、現場での警察官による救助活動や被災地の状況を撮影し県警本部や関係所属に伝送しました。映像はリアルタイムで現場の状況や情報を各所属で共有できるため大変重要な役割であると感じています。実際の現場は、これまで経験したことのない緊張感に包まれており、忘れられない業務になりました。

一般職技術系職員の魅力は?

充実した研修制度と業務の幅広さが魅力だと思います。業務の幅が広い分、研修制度も充実しており入庁一年目は警察情報通信学校へ入校し、必要な知識について基礎からしっかりと学ぶことができます。そこから学生時代に培った知識をさらに豊かにするも良し、新しい分野に興味を持ちその道を進むのも良し、あなたに合った魅力的な道を見つけることができるはずです。

一般職技術系職員を目指す皆さんへ

私たちが安心・安全に暮らすことができるのは、警察組織による日々の治安維持活動のおかげであり、その警察活動を自らの専門的知識と技術力で支え、社会の治安維持に貢献できることは大変誇りに思える業務であると感じています。皆さんも警察組織の一員としてその活動に貢献してみませんか。

National Police Agency