第1章 調査概要

7.調査結果について

1) 調査対象者について

 パネル調査は138サンプルの有効回答があり、うち殺人・傷害等が52サンプル、交通事故による被害が75サンプル、性犯罪による被害が8サンプルである。性別はいずれの類型でも女性が多く、回答者の平均年齢は殺人・傷害等が55.2歳、交通事故による被害が52.4歳、性犯罪による被害が40.0歳である。被害からの経過年数(被害にあった時から現在までの年数)の平均は殺人・傷害等が約6年1か月、交通事故による被害が約6年2か月、性犯罪による被害が約4年8か月となっている。

 Web調査(被害者等)(以下、「Web調査」という。)は636サンプルの有効回答があり、うち殺人・傷害等が65サンプル、交通事故による被害が552サンプル、性犯罪による被害が44サンプルである。性別は殺人・傷害等及び交通事故では男女比が同程度、性犯罪では女性が多い。回答者の平均年齢は殺人・傷害等が45.8歳、交通事故による被害が48.5歳、性犯罪による被害が36.7歳である。被害からの経過年数の平均は殺人・傷害等が約4年6か月、交通事故による被害が約4年3か月、性犯罪による被害が約3年5か月となっている。

 Web調査(一般対象者)(以下、「一般対象者」という。)は762サンプルの有効回答があり、男女比は同程度、平均年齢は48.6歳である。

 

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