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令和2年度 犯罪被害者等支援研修及びハンドブック作成事業(三重県)

目的

 警察庁においては、犯罪被害者等基本法(平成16 年12 月成立)及び第3次犯罪被害者等基本計画(平成28 年4月閣議決定)に基づき、犯罪被害者等施策を推進しているところである。これらの施策の推進に当たっては、国のみならず地方公共団体における取組も重要であり、第3次犯罪被害者等基本計画では、警察庁において「各都道府県内における市町村の連携・協力の促進を図るため、都道府県による市町村の犯罪被害者支援担当者を集めた研修の実施等に協力する」こととされている。
 警察庁においては、これまでに地方公共団体における犯罪被害者等施策支援体制の整備促進事業を行ってきたが、犯罪被害者等支援に係る専門性の向上や専門職の活用、関係機関等や地方公共団体間の連携の促進を図る必要がある。
 本事業は、犯罪被害者等支援に関して先駆的な地方公共団体の取組を支援し、また、当該取組の成果を全国の地方公共団体へ発信し、情報提供することで地方公共団体における多機関連携や地域間の連携を促進し、犯罪被害者等支援体制の全国的な水準の底上げを図ることを目的として実施するものである。
 三重県においては、各市町職員の対応力の向上に資するための研修を実施するとともに、ツールである対応マニュアルを作成する「犯罪被害者等支援研修及びハンドブック作成事業」を実施するものである。

開催地

 三重県

実施概要

 ■ 三重県における犯罪被害者等支援研修会

 第1回 犯罪被害者等支援研修会

 【日時】
令和2年10月8日(木)13:00~15:30

 【会場】
三重県人権センター多目的ホール

 【議事次第】
1.開会
2.主催者挨拶
  警察庁長官官房参事官(犯罪被害者等施策担当) 西連寺 義和
  三重県環境生活部  部長 岡村 順子
3.講演
  テーマ 地域で支える犯罪被害者等連携支援のあり方
  講 師 京都府犯罪被害者支援コーディネーター 社会福祉士 犯罪被害者遺族 岩城 順子
4.事例検討
  テーマ 犯罪被害者等に寄り添った支援のあり方について ~岩城 順子氏の事例をもとに~
  講 師 公益社団法人みえ犯罪被害者総合支援センター副理事長
      三重県臨床心理士会 顧問 藍野大学 仲 律子
5.閉会

 【参加者】
85名(市町・関係機関・団体)

 第2回 犯罪被害者等支援研修会

 【日時】
令和2年12月11日(金)13:00~15:30

 【会場】
三重県人権センター多目的ホール

 【議事次第】
1.講演
  テーマ 犯罪被害者等支援を考える
  講 師 武庫川女子大学 文学部 心理・社会福祉学科 准教授 大岡 由佳
2.グループワーク
  テーマ 犯罪被害者等へのアセスメントプランニング要領
  スーパーバイザー 公益社団法人みえ犯罪被害者総合支援センター副理事長
           三重県臨床心理士会 顧問 藍野大学 仲 律子
 【参加者】
42名(市町・関係機関・団体)

その他

 本研修の実施に当たっては、研修会場の換気、講演者の飛沫飛散防止措置、出席者のマスク着用、手指消毒の実施及び着席位置の間隔の確保等新型コロナウイルス感染症の感染防止措置をとった。


作成ツール

三重県ハンドブック表紙

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