目的
警察庁においては、犯罪被害者等基本法(平成16年12月成立)及び第3次犯罪被害者等基本計画(平成28年4月閣議決定)に基づき、犯罪被害者等施策を推進している。これらの施策の推進に当たっては、国のみならず地方公共団体における取組も重要であり、平成26年度より地域における犯罪被害者等支援体制の整備促進事業を行ってきたが、支援体制の更なる底上げを図るとともに、多機関連携や地域間の連携を促進し、地域における犯罪被害者等施策を総合的に推進することが必要であることから、同事業を行うものである。
愛知県では、重大事案発生時を想定したシミュレーション演習等を通じて、犯罪被害者等支援に係る県内各担当者の対応⼒強化を図るとともに、講演等の実施を通じて、犯罪被害者等支援に関する県民の意識を高め、地域全体で犯罪被害者等支援をより一層推進するため、「犯罪被害者等支援に係る重大事案発生時の対応⼒強化等事業」を実施するものである。
開催地
愛知県
実施概要
■ 1日目
- 【日時】
- 平成30年9月20日(木)13:00〜16:00
- 【会場】
- 愛知県図書館 5階大会議室
- 【プログラム】
- 1.主催者あいさつ
- 2.講 演
- 演 題 「地域における犯罪被害者支援とは」
- ~被害者にやさしく、誰もが安全安心に暮らせるまちづくりのために~
- 講 師 NPO法人 犯罪被害当事者ネットワーク 緒あしす 代表 青木 聰子
- 3.報 告
- テーマ 被害者支援拡充のための新たな体制の構築~会員相互のガイドライン~
- 報告者 愛知県警察本部警務部 住民サービス課 犯罪被害者支援室
- 4.図上演習
- 内 容 重大事案発生時の被害者支援活動を想定したシミュレーション演習
- 実施者 愛知県被害者支援連絡協議会会員
- 5.その他
- 【参加者】
- 89名
■ 2日目
- 【日時】
- 平成30年9月21日(金)13:00~16:30
- 【会場】
- 愛知県図書館 5階大会議室
- 【プログラム】
- 1.主催者あいさつ
- 2.講 演
- (1) 演 題 「性暴力被害の実態と急性期対応について」
- 講 師 性暴力救援センター日赤なごやなごみセンター長 片岡 笑美子
- (2) 演 題 「ストーカー対策について」
- 講 師 愛知県警察本部生活安全部子ども女性安全対策課
- 3.報 告
- テーマ 名古屋市犯罪被害者等支援条例について
- 報告者 名古屋市市民経済局地域振興部地域安全推進課
- 4.その他
- 【参加者】
- 42名