目的
犯罪被害者等基本法(平成16年12月成立)及び第3次犯罪被害者等基本計画(平成28年4月閣議決定)に基づき、犯罪被害者等施策を推進している。これらの施策の推進に当たっては、国のみならず地方公共団体における取組も重要であり、平成26年度より地域における犯罪被害者等支援体制の整備促進事業を行ってきたが、支援体制の更なる底上げを図るとともに、多機関連携や地域間の連携を促進し、地域における犯罪被害者等施策を総合的に推進することことが必要であることから、「犯罪被害者等施策の総合的推進に関する事業」を行うものである。
滋賀県においては、設置主体別に同じ構成機関・団体による犯罪被害者等支援に関係するネットワークが複数存在し、その活動も形骸化している状況にあることから、実効ある支援活動を行うため、平成29年度に新たに設置した犯罪被害者等支援コーディネーターを中心に、各ネットワークの関係機関・団体及び市町、警察署との連携を強化して犯罪被害者等のニーズにあった途切れない支援活動を推進し、犯罪被害者等支援体制を整備するため、「犯罪被害者等支援ネットワークの活性化および連携強化による総合的支援事業」を実施するものである。
開催地
滋賀県
実施概要
■ 犯罪被害者等支援関係機関の連携方策に関する検討会
- 【日時】
- 平成29年9月11日(月) 13:30~15:30
- 【会場】
- 県庁東館7階大会議室
- 【プログラム】
- 1.県における犯罪被害者等支援施策について
- 2.犯罪被害者等支援コーディネーターについて
- 3.事前アンケート結果について
- 4.スーパーバイザーを交えた検討会
- 大塚 淳子 氏 帝京平成大学 教授
■ 犯罪被害者等支援を考えるつどい
- 【日時】
- 平成29年11月17日(金) 13:30~16:30
- 【会場】
- ピアザ淡海 滋賀県立県民交流センター3階大会議室
- 【プログラム】
- 講演①:「犯罪被害者がおかれる状況と支援の必要性について」
- 近藤 さえ子 氏 途切れない支援を被害者と考える会代表
- 講演②:「安心できる暮らしの回復をめざして」
- 大塚 淳子 氏 帝京平成大学教授
- シンポジウム:「犯罪被害者等の多様なニーズに応える連携支援について」
- (コーディネーター)
- 大塚 淳子 氏 帝京平成大学教授
- (パネリスト)
- 近藤 さえ子 氏 途切れない支援を被害者と考える会代表
- 松村 裕美 氏 認定NPO法人おうみ犯罪被害者支援センター支援局長
- 荒川 葉子 氏 滋賀弁護士会犯罪被害者支援委員会委員長
- 辻本 哲士 氏 滋賀県犯罪被害者支援連絡協議会会長
- 【参加者】
- 92名