■広島大会：開催概要

■ 目的

政府においては、犯罪被害者等基本法（平成16年12月成立）及び第2次犯罪被害者等基本計画（平成23年3月閣議決定）に基づき、犯罪被害者等施策の取組を進めているところである。これら施策の推進においては、国民の理解と配慮・協力が重要である。

しかしながら、犯罪被害者等の問題は、一部の人間に例外的に起こると捉えられがちであり、地域社会全体の理解・配慮及び協力を確保するためには、様々な分野・場面を活用した息の長い住民一人ひとりに届くよう着実に進める必要がある。

また、犯罪被害者等基本法（平成16年法律第161号）は、第20条において「国及び地方公共団体は、教育活動、広報活動等を通じて、犯罪被害者等が置かれている状況、犯罪被害者等の名誉または生活の平穏への配慮の重要性等について国民の理解を深めるよう必要な施策を講ずるものとする。」旨規定している。

そこで、犯罪被害者等に対する国民の理解の増進を図り、犯罪被害者等に対して適切な配慮や支援がなされる社会づくりを推進するため、国・地方公共団体・関係機関等の連携の下、犯罪被害者週間にあわせて実施するものである。

■ 主催

内閣府、広島県、広島県警察本部、公益社団法人広島被害者支援センター
【後援】日本司法支援センター広島地方事務所（法テラス広島）、第六管区海上保安本部、広島県教育委員会、広島市

■ 日時

平成２３年１１月２５日（金）　１３時３０分～１６時３０分

■ 場所

広島県立美術館（地下１階講堂）

■ プログラム

13:30～13:45　主催者あいさつ
太田　裕之　内閣府犯罪被害者等施策推進室長
下村　節子　広島県環境県民局県民生活部長
山嵜　正利　広島県警察本部警務部長

13:45～14:45　基調講演
演題：「犯罪被害者等の置かれた立場」
講師：北口　忠　（被害者遺族・平成16年廿日市市女子高生殺害事件）

14:45～15:00　休憩

15:00～16:10　パネルディスカッション
テーマ：
「犯罪被害者等を地域で支えるために」
コーディネーター：
兒玉　憲一（広島大学大学院教育学研究科教授、公益社団法人広島被害者支援センター副理事長）
パネリスト：
北口　忠（被害者遺族・平成16年廿日市市女子高生殺害事件）
橋本　英樹（保護司）
温泉川梅代（ユノ川クリニック　産婦人科）
藤永　（広島県環境県民局県民活動課長）

16:10～16:30　演奏会
広島県警察音楽隊

16:30　閉会
（敬称略）

● 展示コーナー

内閣府、広島県、県内の犯罪被害者等支援団体等の取組を紹介するパネル展示、パンフレット等の配布を実施。

【出展団体】
少年犯罪被害当事者の会、NPO法人おかやま犯罪被害者サポート・ファミリーズ、佐伯区「安全・安心なまちづくり」連絡協議会、神奈川被害者支援センター、財団法人広島女性会議、広島県環境県民局人権男女共同参画課、警察庁、法務省広島保護観察所、法務省

■ 参加者数

140名

▲ このページの上へ

平成23年度「犯罪被害者週間」国民のつどい実施報告＞広島大会：開催概要

警察庁トップページ｜犯罪被害者等施策ホームページ