■中央大会:開催概要

目的
政府においては、犯罪被害者等基本法(平成16年12月成立)及び犯罪被害者等基本計画(平成17年12月閣議決定)に基づき、犯罪被害者等施策の取組を進めているところである。これら施策の推進においては、国民の理解と配慮・協力が重要である。
しかしながら、犯罪被害者等の問題は、一部の人間に例外的に起こると捉えられがちであり、地域社会全体の理解・配慮及び協力を確保するためには、様々な分野・場面を活用した息の長い住民一人ひとりに届くよう着実に進める必要がある。
また、犯罪被害者等基本法(平成16年法律第161号)は、第20条において「国及び地方公共団体は、教育活動、広報活動等を通じて、犯罪被害者等が置かれている状況、犯罪被害者等の名誉または生活の平穏への配慮の重要性等について国民の理解を深めるよう必要な施策を講ずるものとする。」旨規定している。
そこで、犯罪被害者等に対する国民の理解の増進を図り、犯罪被害者等に対して適切な配慮や支援がなされる社会づくりを推進するため、国・地方公共団体・関係機関等の連携の下、犯罪被害者週間にあわせて実施するものである。

主催
内閣府
【共催】文京区
【協力】警察庁、法務省、文部科学省、厚生労働省、国土交通省、犯罪被害者団体・支援団体
日時
平成22年12月1日(水) 13:30から16:30まで
場所
文京シビックホール 小ホール
プログラム
13:30~13:35 主催者あいさつ
岡崎 トミ子(内閣府特命担当大臣)
成澤 廣修(文京区長)
13:35~13:45 犯罪被害者等に関する「標語」・犯罪被害者等支援「シンボルマーク」表彰式
「標語」受賞者:宇徳 みなみ
「シンボルマーク」受賞者:工藤 和久
13:45~14:45 基調講演
演題:「犯罪被害者等が望む支援」
講師:糸賀 美恵(犯罪被害者遺族・被害者支援都民センター自助グループ)
14:45~15:00 休憩
15:00~16:25 パネルディスカッション
テーマ:
「性犯罪被害者支援の現状と今後」
コーディネーター:
河原 誉子(内閣府犯罪被害者等施策推進室参事官)
パネリスト:
小林 美佳(「性犯罪被害にあうということ」著者)
河原 理子(朝日新聞編集委員)
加藤 治子(性暴力救援センター・大阪 SACHICO代表)
千載 久美子(大阪府警察本部刑事部捜査第一課 性犯罪捜査指導係)
16:25 閉会挨拶
太田 裕之(内閣府犯罪被害者等施策推進室長)
(敬称略)
展示コーナー
内閣府、関係省庁、犯罪被害者等支援団体・被害者団体等の取り組みを紹介するパネル展示、パンフレット等の配布を実施。
【出展団体】
被害者団体ネットワーク(ハートバンド)、少年犯罪被害当事者の会、犯罪被害者家族の会Poena(ポエナ)、特定非営利活動法人KENTO、北海道交通事故被害者の会、特定非営利活動法人リカバリー・サポート・センター、TAV交通死被害者の会、特定非営利活動法人おかやま犯罪被害者サポート・ファミリーズ、9.11テロ事件被害者グループ、社団法人被害者サポートセンターおかやま(VSCO)、特定非営利活動法人長被害者支援センター、特定非営利活動法人神奈川被害者支援センター、神奈川県、警察庁、東京総務局人権部、最高裁判所、法務省
参加者数
201名
会場風景1 会場風景4
会場風景2 会場風景5
会場風景3 会場風景6

▲ このページの上へ

警察庁ロゴ警察庁トップページ犯罪被害者等施策ホームページ


Copyright (C) National Police Agency. All Rights Reserved.