北海道交通事故被害者の会
ウェブサイト |
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所在地 |
〒001-0030 北海道札幌市北区北30条西6-4-18 北海道交通安全協会内 |
代表者 |
前田 敏章 |
連絡先 |
TEL:011-299-9025 FAX:011-299-9026 E-Mail:info@hk-higaisha.net |
目的 |
交通事故の被害者等の置かれている現状を踏まえ、 1.被害者等が相互に交流し、種々の問題で不公正を受けたり、 孤立無援の無気力感に苛まれることがないように支援し合う。 2.交通事故被害者等として体験した、交通事故の悲惨さを広く 世論に訴え、新たに被害者を生み出さないため、交通事故防止 に寄与する。 |
概要 (主な活動内容) |
悲惨な交通事犯で最愛の家族を失った遺族や、体や心に深い傷を負わされた北海道の交通事犯被害者でつくる会。 道警交通部が発刊した手記集の募集に応じた者の中から発起人会が結成され、1999年に発足。道警及び(財)北海道交通安全協会の支援、助成を受けながら活動している。 2021年現在の会員数は122家族(116事例)で、およそ7割が被害者遺族、3割が怪我をされた方や重篤な後遺症を持たれた方のご家族。 <活動内容> 1.支援・交流 月1回の世話人会(例会)を中心に相互支援と交流を行う (2020年からのコロナ禍で回数は激減)。講師を迎えての 学習会も実施。また、裁判について自主的に傍聴支援。 2.広報 12~16ページの会報を年2回(2019年までは年3回)発 行。現在64号。1500部ほど印刷し、関係機関や支援者など 広く配布。 3.フォーラム等の開催 被害者の立場から、被害者問題および交通死傷被害ゼロの 課題を考える公開フォーラムなどを主催。 ※これまでのフォーラム・講演会のテーマ例 「交通事故被害者の現状と願い、交通事故絶滅のために私たち の果たす役割」(2001)、「裁かれるのか、交通犯罪」(2002) 「歩行者と自転車の安全を考える」(2003)、「高齢者を被害 者にも加害者にもさせないために」(2004)、「交通事故被害 者の尊厳は守られているか~犯罪被害者等基本法とは~」 (2005)、「被害者の尊厳と権利~基本法制定後の支援のあり 方」(2007)、「被害の現状と司法制度の課題~裁判員制度・ 被害者参加制度~」(2008)、「まちと生命を守る 脱・スピー ド社会」(2009)、「クルマ社会と子どもたち」(2010)、「歩 行者と自転車の道の革命~車道至上主義から道路交通文化の時 代へ」(2011)、「交通死傷被害ゼロのための刑罰見直しを」 (2012)、「ワールドデイの今日的意義と課題」(2013)、「ゼ ロへの課題と被害者の人権」(2014)、「飲酒運転根絶と交通 死傷ゼロへの課題」(2015)、「ゾーン30と歩車分離信号の本 格実施を」(2016)、「安全運転教育と運転法」(2017)、「高 齢者を被害者にも加害者にもさせないためにⅡ」(2018)「交 通犯罪における被害者の尊厳~基本法から15年の課題」 (2019) 4.事故防止活動 発足以来、被害の悲惨さと命の大切さを訴えるために体験 講話の要請に応えている。2011年からは「命の大切さを学 ぶ教室」が始まり回数が増えた。コロナ禍で機会が減る前 は、中学・高校を中心に一般や矯正施設を含め年間80回(受 講者数は約1万5千人)ほど。累計では1300回、聴講者数 24万人を超える。 また、北海道共同募金会の協力も得て、いのちのパネル実 行委員会が会員の手記「いのちのパネル」と小冊子を作成。 公共施設等で展示を行い、被害の実相と命の重さを訴えてい る。コロナ禍以前は、年間20会場(延べ100日以上)の開 催。2003年からの累計は410会場、延べ1800日の展示。 5.要請活動 切実な願いを21項目の「交通犯罪被害者の尊厳と権利、交 通犯罪・事故根絶のための要望書」としてまとめ、関係省庁 (内閣府・警察庁・法務省・国交省・厚労省)と道に毎年要 請している。 |