2 警察の予算と装備
(1)警察の予算
警察の予算は、警察庁予算と都道府県警察予算から成る。このうち、警察庁予算には、国庫が支弁する都道府県警察に要する経費と補助金が含まれる。
平成26年度警察庁予算では、サイバー空間の脅威への対処に要する経費等を、補正予算では、大規模災害対策の推進に要する経費等を措置した。
26年度の国民一人当たりの警察予算は約2万7,000円であった。

図表6-7 警察庁予算(平成26年度最終補正後)

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図表6-8 都道府県警察予算(平成26年度最終補正後)

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(2)警察の装備
① 車両の整備
警察用車両として、パトカー、白バイ等が全国に約4万2,600台整備されている。
平成26年度は、ストーカー事案や配偶者からの暴力事案対策推進のための車両を増強した。

白バイ
② 装備品の整備と開発改善
26年度は、テロや大規模災害への対処のほか、暴力団犯罪対策や薬物犯罪対策の推進を重点として、各種装備品を整備した。
また、最先端の科学技術を導入するなどして装備品の開発と改善を進め、業務の効率化と高度化を図っている。