第3章 安全かつ快適な交通の確保 |
第3章 安全かつ快適な交通の確保
第1節 平成22年の交通事故情勢
1 交通事故の発生状況
(1)概況
平成22年中の死者数は4,863人で、10年連続の減少となるとともに、昭和27年以来57年ぶりに4千人台となった前年を更に下回った。また、発生件数及び負傷者数も6年連続で減少し、負傷者数は16年ぶりに90万人以下となった。
・22年中の発生件数………72万5,773件(前年比1万1,701件(1.6%)減少)
・22年中の死者数………4,863人(前年比51人(1.0%)減少)
・22年中の負傷者数………89万6,208人(前年比1万4,900人(1.6%)減少)
・22年中の交通事故発生から30日以内の死者数………5,745人(前年比27人(0.5%)減少)
・22年末の運転免許保有者数………8,101万246人(前年比19万8,301人(0.2%)増加)
・22年末の車両保有台数………9,028万7,538台(前年比17万6,493台(0.2%)減少)
・21年度末の自動車走行キロ(自動車が走行した距離を表したもの)………約7,460億キロ(前年比約9億キロ(0.1%)減少)
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(2)交通死亡事故の発生状況
・高齢者(注1)の死者数が初めて全体の半数図3―2 状態別、年齢層別死者数(平成22年)(50.4%)を超える。
・自動二輪車乗車中の死者数は、若者(注2)が最も多い(自動二輪車乗車中の死者数の26.6%)。
・自転車乗用中の死者数は、75歳以上の高齢者が最も多い(自転車乗用中の死者数の35.1%)。
・歩行中の死者数は、75歳以上の高齢者が最も多い(歩行中の死者数の49.5%)。
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注1:65歳以上の者をいう。
注2:16歳以上24歳以下の者をいう。
第1節 平成22年の交通事故情勢 |
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