(3) 人質立てこもり事件  平成15年中の人質立てこもり事件の認知件数は14件で、すべての事件で被疑者を検挙した。いずれも単独の犯行で、人質が死傷した事件は2件であった。 事例 15年9月、男(52)は、宅配会社事務所に侵入し、ガソリンをまいた上、8人を人質にして立てこもった。男は、人質7人を解放後、ガソリンを爆燃させたため、人質、警察官及び被疑者の合計3人が死亡、43人が負傷した(愛知)。 表4-3 人質立てこもり事件の認知・検挙状況(平成6~15年)