(3) 運転免許取得後の教育の充実
〔1〕 更新時講習
更新時講習は、運転免許証の更新の機会をとらえて定期的に講習を行うことにより、安全な運転に必要な知識を補い、運転者の安全意識を高めることを目的としている。
受講対象者を優良運転者、一般運転者、違反運転者及び初回更新者に区分して実施しているほか、受講者の態様に応じて高齢者学級、若者学級、二輪車学級といった特別学級を編成し、きめ細かな講習の実施に努めている。
表6-2 更新時講習の実施状況(平成15年)
〔2〕 高齢者講習
高齢者講習は、危険予測や事故事例を始めとする安全運転に必要な知識や運転者の心構え、義務に関すること、道路交通の現状に関する視聴覚教材を用いた講義のほか、施設内のコース又は道路における自動車、原動機付自転車の運転、動体視力検査器、夜間視力検査器といった運転適性検査器材を用いた検査を通じて、運転に必要な適性に関する調査を行い、受講者に自らの身体機能の変化を自覚してもらうとともに、その結果に基づいて助言・指導を行うことを内容としている。受講対象者は70歳以上の者とされており、平成15年中は105万7,274人が受講した。
〔3〕 自動車教習所における交通安全教育
自動車教習所は、いわゆるペーパードライバー教育、高齢運転者教育のような地域住民に対する交通安全教育も行っており、地域における交通安全教育機関としての役割を果たしている。こうした教育の水準の向上と免許取得者に対する普及を図るため、一定の基準に適合するものについては、都道府県公安委員会の認定を受けることができる制度を設け、運用している。