(2)カード犯罪対策  警察は,平成12年9月に設置された全国クレジットカード犯罪対策連絡協議会を通じて,カード犯罪の発生状況,手口に関する情報の交換を行うとともに,加盟店等にカード犯罪に対する捜査協力やスキミング等の不正使用防止対策への協力を呼びかけており,サイン照合等の徹底,信用照会端末の設置による照会体制の強化,CPP(Common Purchase Point:偽造されたカードの真正な所有者が共通に利用している店舗)に関する情報の収集,偽造・変造がされにくく本人確認が容易で不正使用防止に極めて有効であると考えられるICカードの導入等の対策が関係業者により進められている。