オ 全国への拡散  14年中の刑法犯検挙件数を発生地域別に10年前と比べると,東京都(警視庁管内)では若干減少し,10年間の推移においてもほぼ横ばいであるが,他の地域ではすべて約50%以上増加しており,来日外国人による犯罪の発生が,首都圏での集中発生に始まって全国に拡散を続けていることを示している(表1-2,図1-11)。 表1-2 来日外国人刑法犯の発生地域別検挙件数の推移(平成5~14年) 図1-11 来日外国人刑法犯の発生都道府県別検挙件数の推移(平成4,9,14年)