(2)ブッシュ米国大統領来日に伴う警護警備
ブッシュ米国大統領は,「公式実務訪問賓客」として夫人及び随員を伴い平成14年2月17日来日し,日米首脳会談,天皇陛下との御会見等日程を滞りなく終え,同月19日離日した。
同大統領来日に際しては,極左暴力集団等は,約2,000人を動員し,集会,デモ,ビラ配布に取り組み,右翼は45団体,約190人,街頭宣伝車約50台が抗議活動等を展開した。
本警備に伴い,警察庁では,同時多発テロ事件以降,警戒警備等を強化してきたなか,警護警備対策室を設置して諸対策を推進したほか,警視庁では最大時約1万8,000人の体制で警護警備を実施することにより,一行の安全と関連諸行事の円滑な進行を確保した。
ブッシュ米国大統領来日に伴う警護警備(2月,東京)