第1章 組織犯罪との闘い 

(4)寡占化

ア 全暴力団構成員及び準構成員に占める主要3団体の割合の増加

 暴力団の寡占化は,昭和60年から平成4年までの間に急激に進行した。この間の暴力団構成員及び準構成員の総数に占める山口組,稲川会及び住吉会(以下「主要3団体」という。)の暴力団構成員及び準構成員の割合は,24.8%から64.5%にまで増大した。寡占化は,その後も徐々に進行し,4年から14年までの間に,64.5%から69.1%にまで増大している。そのうち,山口組の暴力団構成員及び準構成員の占める割合は43.3%となっている(図1-30)。

 
図1-30 主要3団体の寡占化状況(勢力)

図1-30 主要3団体の寡占化状況(勢力)
Excel形式のファイルはこちら


 

テキスト形式のファイルはこちら

前の項目に戻る     次の項目に進む