調査結果


17.セキュリティ対策に係わる費用


(1)ハード、ソフト関連初期費用

 全体では、セキュリティ対策初期費用は平均で1,229.9万円となっている。過去3年間に費やしたセキュリティ対策に係わるハード、ソフトの費用であるが、業種別で「金融」が2,596.9万円と他業種に比べ非常に高い。次いで、「エネルギー」が1,750.0万円、「サービス」が1,688.9万円となっている。

 規模別で見ると、「100人未満」では平均190.6万円、「100~300人未満」では平均473.1万円、「300~1000人未満」では平均722.0万円、「1000~3000人未満」では平均2031.1万円、「3000人以上」では平均3415.9万円となっている。規模の増加により平均額は増える傾向は一目瞭然であるが、従業員一人あたりで考えると、規模の小さい方で割高感がある。

 「情報セキュリティの必要性」別で見ると、「非常に感じている」と「あまり感じていない」で費用の平均額に大きな開きがあり、必要性の意識の違いがそのまま費用の違いとなっている。


(2)保守、メンテナンス関連費用

 全体では、保守・メンテナンス関連の費用は平均623.4万円となっている。従業員規模が増えるにつれて費用がかかる傾向である。業種別では、「エネルギー」、「金融」、「不動産・建築」で平均費用が1,000万円を超えている。

 規模別で見ると、「100人未満」では「50万円未満」が25.9%と割合が最も高く、「100~3000人未満」の規模では「500万円未満」が3割~4割を占め最も高い。「3000人以上」の規模では「500万円未満」が18.7%と最も割合が高いが、「1000万円未満」、「3000万円未満」が14.7%と費用が広範囲にばらついている。

 「情報セキュリティの必要性」別で見ると、初期費用と同様な傾向で「非常に感じている」と「あまり感じていない」で費用の平均額に大きな開きがあり、必要性の意識の違いがそのまま費用の違いとなっている。


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