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インターネット・オークションにおける犯罪の実体(統計)
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インターネット・オークションを利用した犯罪は増加の傾向にあります
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H16
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H17
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H18
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ネットワーク利用犯罪
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1,884
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2,811
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3,593
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うちオークション利用
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588
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1,610
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1,910
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割合
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31.2%
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57.3%
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53.2%
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H16
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H17
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H18
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詐欺
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259
(44.0%)
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1,252
(77.8%)
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1,327
(69.5%)
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わいせつ物頒布等
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61
(10.4%)
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90
(5.6%)
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113
(5.9%)
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著作権法違法
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105
(17.9%)
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109
(6.8%)
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94
(4.9%)
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商標法違反
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65
(11.1%)
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71
(4.4%)
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197
(10.3%)
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児童ポルノ
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37
(6.3%)
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32
(2.0%)
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104
(5.4%)
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銃刀法違反
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24
(4.1%)
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27
(1.7%)
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26
(1.4%)
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()内はオークション利用犯罪検挙件数に占める割合
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犯罪防止のための留意事項 |
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・出品者の本人確認について |
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違法出品者を排除するには、まずは徹底した本人確認が重要です。
有効な確認手段を複数組み合わせるなどして、本人確認の徹底を図りましょう。
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・類推しやすいパスワードの排除について |
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IDをそのままパスワードにしたり、IDの一部にパスワードを入れたため、ID・パスワードを勝手に利用されるケースもあります。
パスワードは類推されにくいものにするよう注意喚起しましょう。
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・出品状況の確認について |
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インターネット・オークションに、盗品、知的財産侵害物品、わいせつ図画等 の違法物品が出品されるケースがあります。
自社(ご自身の)サイトの出品状況を確認し、違法な出品を確認した場合は、警察への通報、出品画面の削除等を行うなど、違法物品の流通阻止に努めてください。
また、盗品等の出品を防ぐためにも、製品のシリアルナンバーの記載を勧奨しましょう。 |
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・違法出品者の排除について |
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違法な出品をした者については、今後の出品を受け付けないことや、IDを取得させないなどの措置を徹底するなどして排除するようにしましょう。 |
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・フィッシング被害への注意喚起について |
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最近、フィッシングによりID・パスワードを窃用する事案が増加しています。
事業者からID・パスワードを確認することはないなど、フィッシング被害を防止するための注意喚起を積極的に行いましょう。
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・エスクローサービス等による取引の安全の確保 |
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インターネット・オークション詐欺をはじめとした各種犯罪を防止するため、エスクローサービス、代金引換等顧客が安心できる取引方法の導入を図りましょう。 |