大麻対策のためのポータルサイト

               2023大麻乱用防止ポスター画像

大麻とは?(大麻の乱用による影響)

 大麻とは、アサ科の一年草です。茎から丈夫な繊維が取れるので、昔から栽培・利用されてきました。(注)

 一方で大麻の花や葉には「THC(テトラヒドロカンナビノール)」という脳に作用する成分が含まれており、大麻を乱用すると下図のような様々な影響があります。

   大麻の有害性

   ※出典:厚生労働省「薬物乱用防止読本 健康に生きようパート36」

 

 インターネット等では、「大麻は身体への悪影響がない」、「依存性がない」などの誤った情報が氾濫していますが、大麻の有害性は、特に成長期にある若者の脳に対して影響が大きいことも判明しています。

 また、大麻はうつ病や記憶の障害を引き起こすなど、メンタルヘルスにも悪影響を与えます。

 間違った情報に流されず、正しい知識で判断しましょう。

 

(注) 麻には、亜麻(リネン)、苧麻(ラミー)、黄麻(ジュート)、洋麻(ケナフ)、

   マニラ麻、サイザル麻等たくさんの種類がありますが、これらは大麻とは全く別の

   種類の植物です。このうち、衣料に広く使用されているのは、亜麻、苧麻であり、

   麻袋などに使用されているのは黄麻、洋麻等です。

様々な形状の大麻

 大麻草を乾燥させて砕いた乾燥大麻のほか、近年では、大麻草からTHCを高濃度で抽出した液状・ワックス状の大麻や、THCを混ぜた食品等もあります。

 大麻草らしきものを見たり、噂を聞いたりしたときは、管轄の警察への通報をお願いします。

 大麻草  乾燥大麻

       大 麻 草            乾 燥 大 麻

 

リキッド   クッキー   キャンディ

液体大麻(カートリッジ入り)    大麻クッキー       大麻キャンディ

大麻乱用者の実態

 令和4年の一定時期に、大麻取締法違反(単純所持)で検挙された者について調査した

結果、

      ● 大麻を初めて使用したきっかけは、「誘われて」が最多

      ● 初めて使用した動機は、「好奇心、興味本位」が最多、

       次いで「その場の雰囲気」

でした。     

  きっかけ

    動機

出典:警察庁「令和4年における組織犯罪の情勢」

大麻に誘われたらどうする?

 もしも、あなたが大麻に誘われたら…。

 断ったら空気が悪くなる?友達から嫌われる?逆らえない相手だったら?

   誘われて 

注目 断るコツ           

    ●「はっきり、きっぱり」断る!

    ●話題を変える、その場から離れる!

    ●困ったら専門の相談窓口に相談する! 

注目 薬物乱用問題に関する相談電話

 薬物問題で困ったときは、各都道府県警察本部の相談窓口に電話で相談を。

         詳しくはこちらをクリック      

若者を中心とした大麻の乱用拡大が問題!

 「大麻は他の薬物より安全で害がない。」などといった誤った情報を信じて、軽い気持ちで大麻に手を出すことは大変危険です。

 大麻に関する誤った情報とは・・・大麻を使おうと誘われたら・・・。

                人少リーフレット

            詳しくはこちらをクリック

注目 大麻乱用防止のためのメッセージ動画はこちら!

 

大麻乱用防止のためのメッセージ動画【ダンス編】

 

大麻乱用防止のためのメッセージ動画【スケボー編】

   

大麻乱用防止のためのメッセージ動画【テニス編】

インターネットを悪用した売買

 近年、大麻等の違法薬物の売買にSNSが悪用されています。

 捜査機関による取締りを免れるため、大麻を意味する隠語を使って、大麻の購入を促す投稿が多数見られます。

 大麻の所持・売買は違法行為です。

 違反者には重い刑罰が科せられる可能性があります。

 その場の雰囲気や友達などの誘いで、大麻に手を出してはいけません。また、SNSを通じた大麻の勧誘にも応じてはいけません。

 インターネット            2022ポスター

 画像データ(PDF)はこちらをクリック  画像データ(PDF)はこちらをクリック 

大麻はどこで作られる?

 大麻は、その大半が密輸入されている覚醒剤等とは異なり、国内で違法栽培された大麻草由来のものも多く取引されています。

注目 違法な大麻草が栽培されている場所の特徴

 違法な大麻の栽培が行われている雑居ビルやマンション等の部屋には、

  ● 土や肥料を運び入れたり、茎や根などをゴミに出しているが、

   外で植物を育てている様子がない

  ● 近くを通ると青臭いにおいがする

のほか、大麻の開花時期を調整するためなどの理由から、

  ● 一日中、雨戸や遮光カーテンで窓がふさがれているが、

   照明は点いている

  ● エアコンの室外機や換気扇が常に動いている

などの不審点が見られます。

 警察では、このような不審点がある家屋等の情報提供を呼び掛けています。

       栽培

       ポスター画像データ(PDF)はこちらをクリック

海外渡航に伴う注意点

注意 「運び屋」として利用されないために

 薬物犯罪組織は、組織と関係のない旅行者等を「運び屋」に勧誘することがあります。

 運び屋にならない(されない)ために、海外へ渡航する際は次の点に気をつけてください。

   ●不用意に他人から荷物やお土産を預からない

   ●「運ぶだけで報酬」などのうまい話に乗らない

   ●「1回だけなら捕まらない」と安易に考えない

注意 大麻成分入り食品に注意

 海外では、大麻成分入りのキャンディ、クッキー、チョコレート等の食品が販売されていることがあります。

 お土産として日本に持ち込もうとして検挙されたり、食べて救急搬送されたりするケースもありますので、海外旅行や海外留学で渡航する際には、興味本位で口にしたり、国内に持ち帰ろうとすることがないよう注意してください。

    海外渡航

    ポスター画像データ(PDF)はこちらをクリック

プロダンスリーグ「D.LEAGUE」の取組み紹介

 令和3年10月28日、東京都内において日本発プロダンスリーグ「D.LEAGUE」プレスカンファレンスが開催されました。

 同会場において、一般社団法人日本国際ダンス連盟(FIDA JAPAN)の名誉会長も務めている警察庁特別防犯対策監の杉良太郎氏が

「FIDA JAPANは加盟しているプロダンスリーグ『Dリーグ』と一緒に、Dリーガーはもちろん、Dリーグに所属するディレクターやDリーグ関係者の薬物検査を実施することを発表致します。Dリーガーの皆様は子供達の憧れの存在になりつつあります。そんな彼らと、このように薬物撲滅の取組みを宣言し、ダンスを通じて、共に、健康な未来を築いていきたいと思います。」

と、Dリーガーや関係者の【薬物撲滅運動】を行っていくことを宣言しました。

 

 ※令和3年10月28日「D.LEAGUE21-22」プレスカンファレンスにおいてFIDA JAPAN会長の神田勘太朗氏とDリーガー達と

薬物乱用防止・再乱用防止に関するパンフレットの紹介

【薬物乱用防止】パンフレット「薬物乱用のない社会を」

 大麻だけでなく、覚醒剤・コカイン・ヘロイン・危険ドラッグ等についても、その危険性・有害性等について解説しています。

 また、薬物乱用者等の手記も掲載しています。

【再乱用防止】パンフレット「相談してみませんか」

 薬物問題でお悩みの方へ、薬物依存からの回復を支える機関や相談窓口等を紹介しています。