「闇バイト」は犯罪実行者の募集です

いわゆる「闇バイト」は犯罪実行者の募集です

 SNSやインターネットの掲示板には、仕事の内容を明らかにせずに著しく高額な報酬の支払いを示唆するなどして犯罪の実行者を募集する投稿が掲載されています。簡単に高収入を得られるなら、と応募して、強盗や詐欺といった犯罪に加担することとなり、逮捕された人が多くいます。絶対に手を出さないでください。

[政府インターネットテレビ『闇バイト』の真実]

政府広報オンライン「『闇バイト』の真実 高額報酬をうたう犯罪実行役の募集 #SNS #実行犯」

[政府インターネットテレビ「そんなバイトないから!」]

政府広報オンライン「そんなバイトないから!それ「バイト」ではなく犯罪です。」

「闇バイト」の危険性

 一度加担してしまうと、“やめたい”と思っても応募したときに登録した自分自身、家族等の個人情報を基に、「家に行く」「周囲の人に危害を加える」と脅され、逮捕されるまで抜け出せません。犯罪グループは雇った人間を都合よく利用した後、「捨て駒」として切り捨てます。待ち受けているのは、重い刑罰です。

 警察では、こういった犯罪実行者を募集する投稿に対し、リプライ機能を活用し、積極的に個別警告を行っています。

「闇バイト」に関わらないために

 「高額バイト」「即日入金」「書類を受け取るだけ」、一見好条件に見える求人情報には注意してください。また、募集情報に「受け子」「出し子」「闇バイト」等の隠語が使用されていたり、匿名性の高いアプリケーションでの連絡が求められたりする場合は犯罪に関わる危険性が大です。

 世の中にはそんな上手い話はありません。怪しいかもしれない、と迷ったら、「必要なお金が貯まるまで」「一回だけなら大丈夫」などと一人で判断せずに家族等周囲の人や警察に相談しましょう。

事例集「犯罪実行者募集の実態」

 少年が「闇バイト」への応募をきっかけに犯行グループに使い捨てにされた挙げ句、検挙されるまでの実態等について事例集を取りまとめました。

 広報啓発の場において、そのまま活用していただけることを念頭に作成しております。

 是非、ご活用ください。

 事例集「犯罪実行者募集の実態 ~少年を『使い捨て』にする『闇バイト』の現実~」

相談窓口

「闇バイト」に申し込んでしまった、抜け出したいのに抜け出せない方へ

警察相談ダイヤル#9110又はお近くの警察署までご相談ください。また、都道府県警察本部では少年相談窓口を開設しています。

 

「闇バイト」情報の投稿を見つけた方へ

警察署又は警察庁が業務委託を行うインターネット・ホットラインセンター(強盗に関するもの)まで通報してください。

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