DDoS攻撃は犯罪です!
DDoS攻撃は犯罪です!
DDoS攻撃とは、攻撃者などが不正に操作した多数のパソコンなどから、攻撃目標に一斉に多量の問合せなどを行い、攻撃対象の反応が追いつかず利用できない状況にする攻撃のことです。
DDoS攻撃を行うことは、刑法第234条の2第1項の電子計算機損壊等業務妨害罪等に該当し、5年以下の懲役等に処される可能性があります!
実際にDDoS攻撃を行った者を検挙した事例もあります!!
DDoS攻撃は、企業等のウェブサイトを閲覧不能にしたり、生活の基盤となるシステムをダウンさせてしまうなど、社会に大きな迷惑をかける可能性があるものです。
絶対にやめましょう!
DDoS攻撃に係る検挙事例
サイバー特別捜査部(警察庁)が、外国捜査機関から提供を受けた情報を分析し、令和6年8月に海外のDDoS攻撃ウェブサービスを利用したDDoS攻撃事案の被疑者を特定・逮捕しました。
被疑者は、A社の業務を妨害しようと企て、令和4年3月にA社が業務のために使用するサーバーコンピューターに対し、DDoS攻撃ウェブサービスを利用し、A社が公開していたウェブサイトを閲覧不可能な状態にし、業務を妨害しました。
本件で用いられたDDoS攻撃サービスは、料金を支払って攻撃先を指定すれば、専門的な知見を有することのない者でも容易にDDoS攻撃を実行することが可能なものでした。
DDoS攻撃サービスは、サイバー攻撃について知見がなくても、安価な利用料で簡単に攻撃ができてしまうものですが、DDoS攻撃が被害者・企業に与えるダメージは相当なものであり、企業は経済的に打撃を受け、銀行や政府機関などが提供する必要不可欠なインフラが、必要な時に機能しなくなるおそれがある悪質なものと警察は考えています。