はじめに

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  過激派とは、マルクス、レーニン、トロツキーの革命理論に基づき社会主義・共産主義革命を目指し、平和で自由な民主主義社会を暴力で破壊、転覆しようと企てている反社会的な集団であり、治安を脅かす要因となっています。  過激派は、その成立の経緯や信奉する理論等から様々なセクトに分かれています。組織建設、理論学習を重視する革マル派、大衆闘争、武装闘争を重視する中核派や革労協狭間派等が主要なものとして挙げられますが、その数は、全国で約27,000人とみられています。  本号では、表面上暴力性を隠して、組織拡大に取り組む一方、住居侵入や電話盗聴等の違法行為を敢行し、これに対する警察の摘発や取締活動があたかも正当な政治活動に対する弾圧であるなどと主張する革マル派にスポットを当て、その陰湿な党史や非合法な手段、方法による様々な調査活動等の実態を紹介していきます。



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