平成16年5月27日
 
  身近な知能犯罪の抑止対策の強化について
 
1 現状
 本年1~4月の知能犯罪の認知件数は2万9,845件で、前年同期比1万443件(53.8%)の増加。特に詐欺罪の増加が顕著で、前年同期比8,610件(53.7%)の増加。
2 対策(通達の発出)
 上記の現状を踏まえ、知能犯罪の増加要因として考えられる
・いわゆるオレオレ詐欺
・架空請求詐欺
・融資のための保証金名下の詐欺
・ネットオークション詐欺
・その他各府県において大幅に増加している知能犯罪
を重点対策犯罪として、捜査及び抑止対策の強化を指示するため、平成16年5月26日付け、刑事局長、生活安全局長連名通達「身近な知能犯罪の抑止対策の強化について」を発出。
 通達での主な指示は、以下のとおり。
(1) 体制の構築
 各都道府県警察本部に関係各部門が連携した対策班(本部)を設置。
(2) 犯罪抑止対策に必要な犯罪実態の迅速かつ的確な把握及び分析
 犯罪の手口等の変化に即応した効果的な抑止対策を実施するため、犯罪実態を迅速かつ的確に把握し、必要な分析を適宜実施。
(3) 総合力を発揮した捜査の推進
 関係警察相互の連携及び基礎捜査の徹底等を推進するとともに、預貯金口座の不正開設・売買、携帯電話の不正取得・契約等各種犯罪を助長する行為についても、あらゆる法令を駆使して積極的な検挙に努める。
(4) 被害防止対策の推進
 犯罪傾向を踏まえた被害防止の広報活動を徹底するとともに、関係団体、各業界等と連携して、被害防止のための諸活動を推進。