女性職員の活躍

女性職員の活躍

警察庁交通局交通企画課理事官

警視庁交通管制課管理官として勤務する様子

初心忘るべからず

まだまだ若手のつもりが、いつの間にか役人人生も折り返しを過ぎてしまいました。私の仕事経験をいくつかご紹介したいと思います。

まず、入庁2年目、技術対策課(現、情報技術解析課。)時代のことです。初めて配属になった所属で、サイバーフォースの創設に携わりました。毎日、大量の資料作りで、心が折れそうになることもありましたが、創設にこぎつけたときの達成感は忘れられません。サイバーフォースという重要インフラ事業者のサイバーセキュリティを守る組織の創設に貢献できたことは、私の役人生活の中でも特に大きな糧となりました。

また、今までに2度、警察官に身分を替え、警視庁と佐賀県警察で交通警察に携わりました。警視庁では東日本大震災発生時の計画停電対応や信号機の復旧、佐賀では大規模マラソン大会での交通規制等に従事しました。交通規制は住民の生活に大きな影響を及ぼすものであり、その分反響も大きく、現場ならではの貴重な経験をさせてもらいました。

その他、経済産業省や内閣官房にも出向し、警察以外の業務をする機会にも恵まれました。振り返ってみると、警察庁で全都道府県に影響を与えるような大きな仕事に携わることもあれば、都道府県で現地の方々の生活に密着した仕事に携わることもあり、また関わる技術分野も多岐に渡るわけで、本当に幅広い仕事をしてきたんだなあと感慨を覚えます。今後も初心を忘れず、誇りと使命感を持ち続けたいと思っています。

サイバー犯罪対策のお仕事

「警察でサイバー犯罪対策の仕事をしています。」

家族や友人に自分の仕事を紹介すると、「コンピューターでブラックハッカーと戦っているのかな?」という想像をする人が少なくないようです。確かに、次々と手口を巧妙化させるサイバー犯罪者と戦う日々ですが、キーボードを叩いて戦っているのではなく、むしろ「顔の見える関係」を前提とした取組を進めています。

サイバー犯罪との闘いは、今や警察だけで全て対処できるものではありません。サイバー空間を支える人、サイバー空間でサービスを提供する人、サイバーセキュリティに知見のある人、こうしたプロフェッショナルを抱える産業界・学術機関と警察がいかに実効的に連携しながらサイバー犯罪に立ち向かっていくかが肝要になっています。

机を並べて共に仕事をしている民間及び警察双方の仲間との信頼を基盤に、サイバー犯罪の実践的な情報収集・犯罪者の特定・被害防止を進めるべく日々奮闘しています。

警察庁情報通信局情報技術解析課理事官
(前 一般財団法人日本サイバー犯罪対策センター(JC3)経済・金融犯罪対策チームリーダー)

一般財団法人日本サイバー犯罪対策センター(JC3)経済・金融犯罪対策チームリーダーとして講演する様子


このほかにも技術系部門で活躍する女性職員は警察庁に多数います。彼女たちは技術系の様々な部門で活躍しており、警察組織に欠かせない存在となっています。彼女たちのように、警察に、そして社会に貢献したいと思う方は是非とも警察の扉を叩いてみて下さい。



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