地域安全安心ステーション事業
熊本県 |
託麻西防犯パトロールもったいない隊
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構成員防犯協会、自治会、PTA、民生児童委員、婦人会、老人会等 結成の経緯当初、校区防犯協会の推進員等98人で活動を開始したが、「日常生活を通じできる者ができる範囲での活動が理想的」という発想で、自治会、PTA、老人会等の各種団体に働きかけ隊員を増強した。そして、隊名を「もったいない隊」と命名したうえ、同隊のロゴ入りベスト等を独自に作製し、隊員が日常生活の中で同ベスト等を着用し、子どもの通学路等、街頭に出る「見せる活動」を開始した。 活動の目的「ただ散歩するだけではもったいない」をモットーに防犯チョッキ等を着用した隊員が、子どもの下校時間等に散歩、買い物等を通じ通学路等における子どもの見守り活動を効果的に実施し、安全安心なまちづくりの実現に貢献することを目的とする。 |
活動の内容託麻西校区の住民並びに防犯協会、自治会、PTA等が一体となったパトロール隊で、隊員が子どもの下校時間帯等に自治会の助成金等で独自に作成した「もったいない隊」のロゴ入りベスト等を毎日着用して散歩、買い物等を行い各種犯罪の未然防止を図っている。また、本年4月から託麻西校区が、県警の地域連携モデル事業のモデル校区に指定されたことで、同隊は、託麻交番(交番相談員)との情報交換及び青パトによる協働パトロールを実施する一方、町内(9町内)ごとに活動責任日を設定し、自主防犯活動の強化を図っている。同隊は、以上の子どもの見守り活動以外にも毎月1回、各種犯罪の抑止を目的に夜間パトロールを実施している。 【活動に必要な物】 「もったいない隊」のロゴ入り防犯ベスト(夏場はTシャツ)、帽子、防犯腕章 |
活動上の問題点・解消方法
託麻西小学校は、児童数が多く、通学路も幹線道路や裏通り等数多くあることから、一定の選定箇所での見守り活動では、十分な効果が期待できないという地理的な問題はあるが、もったいない隊は、同問題に対処するため、今の活動スタイルを堅持しつつ、隊員の増強を図り、校区民の理解を得ながら、子どもの見守り活動に取り組んでいる。
関係機関・団体との連携方法
本年4月から託麻西校区が、警察の地域連携モデル事業のモデル校区に指定されたことで、同隊は、警察(託麻交番)と随時、情報交換を行う一方、託麻交番警察相談員等との青パトによる定期的な協働パトロールを実施している。更に同校区は、本年度、熊本県の「安全なまちづくり推進モデル事業」の指定を受けており、県と連携し校区内の危険箇所点検等の防犯活動を実施している。
活動上の配慮事項
隊員による見せる活動は、時間、場所により偏りが見られるが、現在208名の隊員を500名に増大できれば十分な効果が期待できるものと考えている。活動費(ベスト代)等の予算獲得も課題の一つ。
参考
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