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地域安全安心ステーション事業

 奈良県
 

丸山地域安全委員会
自分たちの住む町は自分たちの手で
活動拠点:奈良市丸山所在の集会所


犯罪抑止パトロール大行進

構成員

地域住民(防犯ボランティア)
人数:約130人

結成の経緯

平成15年、同地域において空き巣が14件発生した事により、平成16年12月、ボランティア約60名でパトロール隊を結成、徒歩によるパトロールを継続実施している。 平成17年4月からは、空き巣対策のみならず、子どもの安全対策も兼ねた見守り活動を実施し、「犯罪のない安心して生活ができる優しい町づくり」を目標に、独自の防犯シールを作成・普及する等積極的な活動を展開している。

活動の目的

同地区は奈良市の南西にある住宅地(約450世帯)で、北側には第二阪奈道路中町インターがある。
同地区には商業施設等がないため、普段から人通りが少なく、空き巣の発生が多い地域であった。
よって、パトロール隊を結成し、地域児童の登下校の見守りや、地域の巡回を通じて、「自分たちの住む町は自分たちの手で」をモットーに、犯罪のない安心して生活ができる優しい町づくりを目指している。

活動の内容

同地区を2班に分け、防犯パトロールと学童見守り活動を実施している。
 ○ 防犯パトロール
   1班 月4回(午前、午後)、約1時間程度
   2班 毎週月・金(午前、午後)
  ※ 上記以外にも、空き時間を活用して個々人が自主パトロールを行っている。
 ○ 学童見守り活動各班および自治会役員、PTAの協力を得て、すべての登下校時に実施

【活動に必要な物】

腕章、活動用ジャンパー、ベスト、帽子等


活動上の問題点・解消方法

パトロール隊結成から3年目となる平成19年に、パトロール隊の活動が鈍くなったことにより、それまで年々減少傾向にあった空き巣が年間10件に増加した。  
これに伴い、防犯ボランティア個々がパトロールの効果を再認識し、平成20年2月に緊急会議を開き、「犯罪ゼロ」防犯のぼり旗50本の設置をはじめ、約100名による防犯パトロール大行進、防犯グッズ及び防犯シールの普及等積極的な活動を展開している。

関係機関・団体との連携方法

奈良西警察署生活安全課から、同地区の犯罪発生状況の提供を受けるとともに、年2回の防犯講習を開催・受講する等、地域住民一人一人が防犯意識を持てる環境づくりを行っている。  
また、地域安全の重要性と活動のあり方についてのパネルディスカッションが行われた「地域安全運動奈良県民大会」に参加したほか、子どもの安全を願う集会式典等に参加するなど市町村、他自治会とも連携した活動を行っている。

活動上の配慮事項

「地域住民みんなのパトロール隊」として、高齢者や病気など事情のある住民をカバーしながら、定期的にパトロール及び見守り活動を実施している。  
また、パトロール隊各班にはパトロールリーダーを指名し、年4回の反省会を開催するなど、問題点を把握すれば、即座に対処できる体制づくりを行っている。

参考

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